令和2年5月通常総会において会長に選任されました。会員の皆様のご支援、ご協力を節にお願いし協会の発展に微力ながら尽して参りますので宜しくお願い致します。
　さて、今年の１月から発生したコロナウィルスによる感染症が全世界に広まり、未だに収束の兆しが見えて参りませんが、今後の世界規模の経済の落ち込みが懸念されるところでございます。
　その様な中、昨年は箱根を中心とした台風19号による大雨で道路等が寸断され、当協会員による復旧活動が迅速に行われた結果などから、その防災力を高く評価している所でございます。また、建設産業が担う防災・減災対策としての公共事業の果たす役割の重要性が改めて多くの住民の方々に認識されたところであり、当会としても地域住民の安全、安心を守るのは、我々地域の建設業者の使命であるという覚悟を改めて強く持っているところでございます。
　今後、「時代は変わっても『地域を守る』という建設業の使命は変わらない。」という方針のもとに、県西土木事務所小田原土木センター等と車の両輪ごとく道路・河川などの施設を守り、育て、未来へ立派なお土産を送っていきたいと考えております。
　最後になりますが、公益法人制度改革の対応として、当会も平成２５年４月１日に一般社団・財団法人法に基づいた一般社団法人へ移行しており、地域に対する貢献を一層強化した事業も展開してまいりますので、今後とも関係各位のご指導、ご鞭撻をお願いしご挨拶と致します。

第九代会長　譲原 彰