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いやー、きつかったの一言に尽きます。
グランフォンド糸魚川。
まさかこんなにきついとは!!
コースの高低図(http://www.nunagawa.ne.jp/gf/course.html#kyori)を見て、
登りばっかりだなーと思ったけど120kmもあるので図ほど登りが続くわけじゃないでしょ。
と思っていたのがあまかった。
高低図のとおり、峠しかない、登って下り、登っては下り、平地はスタートとゴールの海岸線のみ。
下りで事故にあわない事と、足がつらずに完走できることを目標にしていたけど、
足がつりまくった。
まず、最初の峠で例のごとくふくらはぎがピクピクいいだした。
第一エイドの次の峠で太もも、しかも裏側、裏側がつるのは珍しい。
そして第二エイドの次の小さな登りの後の激坂で悲劇が!
見上げる登りには止まりそうな速度で登る選手たちが!
足は既に悲鳴を挙げていたが、さらに前方で苦しみながら登る選手を見て
精神的にもまだ登りかよー。と心が折れる。
と思っていたら、今度は太ももの前側がピクピク、しかも両足、
さらに登りでの滑り止めのために路面に凹凸が、この凹凸が止めをさし、
両太もも硬直!
あーやばい!立ちゴケしそう!!!
危険を感じ、自転車を降りた。ショック。
ちょっと登りには自信が合っただけに、まさか足を付くなって!
少し押して登ろうとしたけど歩けない、歩くこともできなかった。
しばらく休むことに。
一緒に来た人が追い越していく。
途方にくれリタイアも、80kmへの回避も脳裏に浮かんだけど、
負けられんな。と奮起。
足の回復をまって再チャレンジ。
このあとは足がつらないスピードでゆっくりゆっくり、亀のように登り続けた。
あまり遅いと逆に疲れると思っていたけどゆっくり登ることで足はどうにか持った。
このきつい中でひとつ勉強になった。
しかしまだ登りは続いた。
最後の第四エイドの前の峠も激坂だった。
しかし、亀のような走りで今度は足を付かず登りきった。
ちょっとゆっくり走るコツをつかんだ。
ぜったい足に負荷をかけない。ただそれだけだけど。
この亀走行でも結構追い越して登った。みんなきついんだ。
私と同じように立ち往生している人もいる。みんなが頑張っている。
このきついの登りの中、なんでこんな頑張ってんだろー、
完走できるのかなー、糸魚川のバカやろーなどと自問自答を繰り返した。(そんなに考えていない)
ほんと自分との戦いだった。
そして最後はいつもの仲間とゴール。
ゴールしたのは3時10分くらいだったので、
結局、申告した時間の7時間での走破だった。
当初からゴールはできるだろうと思っていたけど、
第二エイド後の激坂での両足をつって途方にくれたときは本当に完走は無理だと思った。
それだけに完走できたことが凄くうれしかった。
足をつってからはただ完走することだけを考えた。
凄い達成感があった。俺は完走できたんだと。
グランフォンド糸魚川を完走したんだと自慢したいくらい。
ゴールしてもらった賞状。
まさにここに書かれていることがグランフォンド糸魚川だ。
って、あの激坂をサクサク登っていく人がいるんだなこれが。
コンパクトが欲しいー。
参加賞のカニ。うまかったなー!
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