4日目
クレイ「・・・ウィルの葉とメーラの葉を2つずつ調合するのは、単に、
葉が2枚在るからに過ぎない」
いえ、ですから・・・言い訳しなくてもええて・・
リアム「・・・開けて?」
クレイ「仕方がない・・開けるか・・」
リアム「くすくす・・いい匂い・・−−ま、いいや。
はい、メーラの葉。魔法薬に加えてね?」
クレイ「・・・礼は言わんぞ。・・・が、まあ、話くらいは聞いてやる」
リアム「・・・・・・うん、お話しようね、ダーリン♪」
クレイ「(・・・・・・・・・・・ダーリン・・・・・・?)」
リアム「僕、この世界、嫌いじゃないよぉ?
それなりに、良くできてるもんね、それなりに。
世界球なんてものは馬鹿みたいだけど、
あのエーテルの海は、もろくていいよね〜☆」
クレイ「よく、できている、か・・そう、全ての事象は、科学で説明できる
筈なのだ・・」
リアム「フラヒスの輝きさえ消しちゃえば
”闇”がたやすく進入してくるんだよね〜♪
変えやすくて、もろい世界・・・くすくす・・素敵♪」
本日の3人目
シトラ「私ぁ、リルダーナなんてのは、タイクツな所だとばかり思ってたん
だけどさ・・・
そうでもないみたいだねぇ。
なにより、物があるのがいいやね。
アンヌンにゃ、ロクなモンがないからね
フフ・・気に入ったよ。しばらくのタイクツしのぎにはなるさね」
クレイ「リアムとやらはリルダーナには興味がないと言っていたな」
シトラ「あの子の興味は”魔術”とか”闇”とか・・・
とにかく”力”だけだよ。
ほかのモンに興味を持つところなんざ、私ぁ見たことがないよ。
そんなことがあったら、ぜひ見てみたいもんさ」
クレイ「(顔に似合わず・・・あ、いや、肉体的な”力”が無い分、
魔術的な力を求めているのか・・)」