裏フレグランステイル

27日目

クレイ「・・・ウィルの葉とメーラの葉を調合するのは、
    単に、葉が目に付いたからに他ならない」
 
 いや、言い訳せんでも・・・


リアム「・・・開けて?」
クレイ「仕方がない・・開けるか・・」
リアム「えーと・・・その・・。
    メーラの葉。使ってね」
クレイ「・・・まあ、礼は言う」
リアム「・・・・・・今日も、ここにいて・・いい?」
クレイ「(?・・なにやら、やけに大人しいな)」
リアム「クレイドル。
    僕・・・あなたという存在を、もっとよく知りたくなっちゃった。
    何でも良いから・・・話してくれる?
    貴方ってどういう人間なの?」
      
クレイ「では、師のことでも話すか−−−」
リアム「・・・・そうなんだ・・・・
    そんなに小さい頃から、学問してるんだ・・・・
    何のために?僕には、理解できない・・・
    えーとね・・・貴方って、とっても興味深い。
    その・・・メーラの葉、もう少しあげる。使って」
クレイ「あぁ、使うとしよう。・・・礼を言う」
リアム「・・・僕に向かって、礼を言うの?
    −−まあいいけど。僕は、もう少し、ここにいるね・・・。
    貴方にとっても、それが望みでしょう?」
クレイ「・・・・・・まあ・・・違うとは言わんが」
リアム「クレイドル。
    貴方は、僕に興味があるって・・・以前、言ったよね?
    ・・・・・・ 
    僕の、何に?」
      
クレイ「まあ、色々と・・・」
リアム「僕の何が聞きたいの?
    つくづく・・・変な人間。
    僕に、関心を抱くなんて」



 27日目 


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