裏フレグランステイル

21日目

クレイ「・・・ウィルの葉とメーラの葉を2つずつ調合するのは、
    単に、葉が2枚在るからに過ぎない」
  
  いえ、ですから・・・言い訳しなくてもええて・・


リアム「・・・開けて?」
クレイ「仕方がない・・開けるか・・」
リアム「くすくす・・いい匂い・・−−ま、いいや。
    はい、メーラの葉。魔法薬に加えてね?」
クレイ「・・・礼は言わんぞ。・・・が、まあ、話くらいは聞いてやる」
リアム「・・・・・・うん、お話しようね、ダーリン♪」
クレイ「(・・・・・・・・・・・ダーリン・・・・・・?)」
リアム「ダーリンの”魅惑”・・・いい匂い。
    その魔力、かなり強いみたいだね☆
    僕のメーラの葉、どんどん使ってね♪
    そうすれば、その魔力、ますます強くなるから。
    その力が、どれほどのものなのか・・・
    最後まで見てみたいもん☆」
      
クレイ「魔力・・・計測できないモノはキライだ・・・
    さっさと消えればいいものを・・・(ぶつぶつ)」
リアム「消えてなんかないよ〜?
    −−−だけど、僕がその魔術に捕らえられてる、
    なんて思わないでね?
    魔力での呪縛は、僕の最も得意な領分だもん。
    −−−勿論、それの無効化もね。
    いつでも見切ることが出来るんだから☆」
    


 本日の2人目

シトラ「アンヌンってのは、私らに似合いの世界球だけどさ、
   ちょいとタイクツなのがいけないねぇ。
   なにしろ、なんにもない所さ。
   違和だの溶岩だの、そんなモンばっかりさね。
   好きであそこにいるヤツぁいないよ。
   ・・・まあ、いまだに探検ゴッコに夢中なガキとか、
   ”闇”のカケラを探し回ってる妙なヤツなんかは・・・
   どうだか知らないけどさ」
      
クレイ「妙なヤツ・・・リアムのことか?」
シトラ「あの子はどうかしてんのさ。
    ”闇”だの”魔”だの魔術だの・・
    いつもそんなモンばっかりだよ。
    まったく、他に楽しみはないのかねぇ・・」


 フィリスとロキがバッティング・・・・・・・・・



 21日目 


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