適応疾患および治療法
1.肩こり ・ 寝違い
肩こりというのは、俗称であり医学的には頸肩腕症候群あるいは胸郭出口症候群などと呼ばれるもので肩上部を中心に首から頭にかけて、あるいは、肩関接から腕・指にかけての痛みあるいは背部および前胸部に広がる痛みなどを伴なう症状の総称のことです。
肩こりは、パソコンでの作業や車の運転などの疲労の蓄積による慢性的なことが多くそれが何らかの原因で急性におこった場合に一番首に痛みが表れることが多いので「首を寝違えた」と言って来院されることになります。
いずれの場合でもはり灸やマッサージで痛みがある場所のみでなく下半身への治療も行い、体全身から軽くなるような治療を行います。
2.腰痛症 ・ ギックリ腰
腰痛をおこすものには、背骨に関係する脊椎や椎間板などに異常があったり腰部の筋肉に過労などによる疲労の蓄積があったり内臓の病気からおこす場合 などさまざまな原因があります。そして、腰部のみでなく臀部から下肢および足先にかけてまで痛くなってしまいます。
当院では、このような状態を痛みが直接ある箇所だけではなく体全体のつぼを使ってはりやマッサージの治療を行います。
3.自律神経失調症 ・ 更年期障害
自律神経失調症とは、自律神経を構成する交感神経と副交感神経とのアンバランスにより、頭痛 めまい 肩こり 耳鳴り どうき 便秘 下痢 腹痛 寝汗 不眠 生理不順などさまざまな症状を総合的に表す病気です。
更年期障害は、この自律神経失調症の症状が40歳〜50歳頃に女性ホルモンの分泌が不規則となり表れてくるものです。
いずれの病気もはり灸やマッサージにより交感神経と副交感神経のバランスを整え体を軽くしていきます。
この自律神経失調症が重症となるとうつ病や精神病になってしまうこともあるのできちんと治すことが必要です。
4.美容 痩身
当院での女性に対する美容および痩身のための、はり灸やマッサージの方法は、一般的なエステティックで行われるような方法とは少し違い、まず、先端が丸くなった刺さない「てい鍼」と呼ばれるはりで体全身のつぼを使って気のめぐりをよくして皮膚がピンク色になるようにします。
次に、先が少しだけ尖ったはりで希望される箇所などを中心に軽い刺激を与えながら(どちらとも全く痛くありません。)マッサージを行いシェイプアップさせます。
そして、東洋医学的栄養学に基ずく食事指導をしたり、バストアップ効果 ヒップアップ効果などを目的としたいろいろな運動療法や体操法なども併用して行い、より素敵な美しい身体を目指します。
5.うつ病 ・ 精神疾患
最近は、精神的な病気になっている方も多くちょっと前であれば、「ガンバレ ガンバレ」とか
「気合で乗り切れ」とか言われ、他人にはなかなか理解してもらえないこともたくさんあったことでしょう。症状として、頭痛 不安感 どうき 過換気 ひきこもり・過食症・震えなどさまざまです。
病院では、抗うつ剤・精神安定剤・抗不安薬などが処方されます。このような場合、はり灸またはマッサージで全身の気のめぐりをよくして患者さんとカウンセリングを行いながら体を軽くし、より良い状態にもっていく治療を行います。
6.アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、アレルギー疾患の一つで最もつらいのは、かゆみです。そのかゆみを 抑えるのにはステロイド軟膏が使われます。しかし、このステロイド軟膏をどうしても使い過ぎるために副作用も表れてかゆみとともになかなか良くならずにつらい思いをされていらっしゃることでしょう。
当院では、はり灸で免疫力・自然治癒力を高める治療を行うとともに、東洋医学的栄養学に基づく食事指導やいろいろな日常の生活指導を行いながら、症状を緩和し、健康な皮膚を目指します。
そして、ストレスが大きく影響しますので上手にストレス解消することが大切です。
7.生理不順 ・ 生理痛 ・ 不妊症
女性にとって生理(月経)が一ヶ月に一度きちんとあることが大切なことですが、それがなかったり、不規則であったり、強い痛みがあったりするのは女性ホルモンのバランスが悪いためにおこります。
また、不妊症も原因はいろいろとありますが、女性ホルモンの分泌、子宮や卵巣の状態などさまざまなことが影響します。
いずれの場合でも当院では、全身の気のめぐりを良くするとともにお腹と腰が温まるような治療を行い、健康な体にしていきます。そして東洋医学的栄養学に元ずく食事指導も行います。また、ストレスが大きく影響しますので上手にストレス解消することが大切です。
不妊症の原因が男性側にある場合も同様の治療を行います。
8.スポーツ鍼灸 ・ スポーツマッサージ
スポーツで筋肉や靱帯を損傷した場合その痛めた筋肉に対する治療はもちろん、痛めた筋肉のおおもとの箇所の治療および前後左右反対側への治療も行う必要があります。
当院では、たとえば右足のふくらはぎを傷めた場合、そのふくらはぎの膝の裏からアキレス腱までの治療を初め、そのおおもとである大腿部・臀部・腰部への治療、そしてふくらはぎの前部にあたる脛のまえの筋肉である前脛骨筋への治療、および反対側である左足への治療というように
痛めた箇所だけではなく前後左右上下といろいろな場所を診察し、治療を行います。
また負傷した直後と、ある程度よくなってきた時期とでは多少治療が変わります。
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