裏フレグランステイル

25日目

クレイ「・・・ウィルの葉とメーラの葉を2つずつ調合するのは、
    単に、葉が2枚在るからに過ぎない」
  
  いえ、ですから・・・言い訳しなくてもええて・・


リアム「・・・開けて?」
クレイ「仕方がない・・開けるか・・」
リアム「えーと・・・その・・。
    メーラの葉。使ってね」
クレイ「・・・まあ、礼は言う」
リアム「・・・・・・今日も、ここにいて・・いい?」
クレイ「(?・・なにやら、やけに大人しいな)」
リアム「クレイドル。
    僕・・・あなたという存在を、もっとよく知りたくなっちゃった。
    何でも良いから・・・話してくれる?
    貴方ってどういう人間なの?」
      
クレイ「ふむ・・・俺は、ずっとこの森で、
    研究生活に勤しんでいて−−−」
リアム「・・・そう。
    その・・・寂しくはない?
    えーとね・・・貴方って、とっても興味深い。
    その・・・メーラの葉、もう少しあげる。使って」
クレイ「あぁ、使うとしよう。・・・礼を言う」
リアム「・・・僕に向かって、礼を言うの?
    −−まあいいけど。僕は、もう少し、ここにいるね・・・。
    貴方にとっても、それが望みでしょう?」
クレイ「・・・・・・まあ・・・違うとは言わんが」
リアム「クレイドル。
    貴方は僕を理解してるかな・・・
    僕は・・・悪魔。
    ”呪縛”の悪魔。
    ”闇”を愛し、”闇”を追う・・・
    なんで、この僕とお話しするの?
    なんで、僕を拒まないの?」
      
クレイ「・・・・・・興味深いから、とでも言っておこうか」
リアム「僕が?
    ・・・・・・つくづく、妙な人間だよね。
    すぐに飽きてしまうかと思ってたけど・・・・・
    貴方って、本当に、オモシロイ・・・・
    ・・・・・・また来るよ。
    待ってて・・・」

 
 アドルとロキがバッティング・・・とほほ・・。



 25日目 


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