18日目
クレイ「聖水がない・・調合ができない・・
久々に、師のところに、顔でも出すか・・・」
学校へ向かう、クレイドル。
クレイ「師よ、久しいな」
先生 「おぉ、おはよう、クレイドル。
どうじゃ?ナーヴェリーの調合はうまくいっておるかの?」
クレイ「今のところは、何とも・・・」
先生 「そうかそうか。
ところで、フラヒスとアンヌンの御方がたとのお付き合いは、
うまくいっておるかの?」
クレイ「・・・あれは、うまくいっていると言うのだろうか・・・
こんな具合だが・・・・・・」
先生 「ふむふむ、なるほどのぅ。
あの高貴な御方がたのお話を、よくお聞きするのじゃぞ。
同じ天使様方でも、考えが違っておるからのぅ・・」
クレイ「・・それは、もう、身に染みている・・・」
先生 「そうじゃそうじゃ。ウィルの葉が少し、手に入ったんじゃった。
お前にやろう。聖なる香薬の調合、がんばるのじゃぞ」
クレイ「・・・言われずとも」
夜。
エメル「やっほー、聖水だよー」
クレイ「まったく・・・これが必要なことは、1週間前から判っているというのに・・
用意の悪い者達だな・・」
エメル「・・・ねぎらってもくれないんだよね・・」