XR−BAJAで行く林道ツーリング日誌
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明日があっても100kmダート  2008.05.06長野・八ヶ岳方面ツーリング(3) 

6時に目覚めて障子を開けるが窓が曇って外の様子が分からない。
洗面ついでに外に出てみるとすっかり晴れて八ヶ岳がくっきり。
7:30にsugiを朝食へ誘う。
今朝もしっかりおかわりして、部屋に戻ると眠くなってきた・・・。
「いかん、いかん!」喝を入れて出発の準備。
チェックアウトを済ませ、荷物を積み込むまでのわずかな間、濡れた靴を日向に出しておいたらだいぶ乾いた。
お日様はすごい。


野辺山駅から見た八ヶ岳
9:30に野辺山駅前で土産物を物色。
わさびやシソを混ぜた味噌とチーズ菓子を買って帰ったがいずれも好評だった。
信州峠へ向かう道は滑走路のような長いストレート。周りに広がる畠とあいまって雄大な気分にさせてくれる。
峠の先の「横尾山林道」起点に着いたのが10:00。
ゲートが閉じていて先客のBMW1200がひき返して行ったが、我々は脇の隙間を難なく通過。
カーブの多いグラベルとガレ気味の道が続きなかなか手強い。2速と3速を駆使しながら進んでゆく。すぐに行き止まりになると思っていたが案外長いぞ。
2つ目のゲートを過ぎたところで休憩。


横尾山林道からの眺め
sugiがタイヤの空気を抜き始めた。ダートでは空気圧を落とすと走りやすいと聞くが本当だろうか。試しに私も抜いてみる。
走り出してすぐに違いに気づく。地面からの突き上げが減ってタイヤの食いつきがいい。 こんなに変わるものなんだ。
これ以上抜くと舗装路で支障がありそうなのでやめておくが、次回はポンプを持参してもう少し圧を落としてみたい。
結局片道20kmを走ることができ、舗装路に達したところでUターン。
帰りはノンストップで完走。往復ちょうど2時間の行程。



信州峠の麓付近
景色のよいところで写真を撮るためバイクを降りようとして立ちゴケ。
何でもないところでコケたのはこの3日間で3回目か・・・。BAJAよ、スマン。(T_T)

68号線を走りながら眺める千曲川には、釣りや川遊びをする人影がちらほら。
天気が良くて気持ちがよさそう。
向こうもこちらの様子を目で追いながら同じことを思っているかな。(^^

来たときと同じ秋山から「相木林道」へ。
下りになるせいか砂利にタイヤを取られる場面が多い。

三国峠に13:00。
「中津川林道」は今まで、下りのカーブでコントロールできずに路肩に突っ込みそうになることが多かったが、今回体重移動のこつがつかめてだいぶ走りやすくなった。
カーブのたびに尻をシートの外側へ移し、内側の足を投げ出すとリアが少々滑っても対処できるみたい。これまでのように冷や汗をかくこともなくなった。

明日から仕事が始まるので今日は早めに帰宅するつもりだったが、そうもいかないペースになってきた。
まあ、いっか・・・(^^ゞ
「御岳山林道」はパスして、道の駅「大滝」で遅めの昼食。
ここのざる蕎麦は美味い。土産にそば粉を追加。「蕎麦がき」つくろう!(^^


大名栗林道
「大名栗林道」に入って例の工事現場に差し掛かったところで工事車両で引き揚げて行くおっちゃんから注意を受けた。通行してもいいがゲートを元通りに閉じておくようにとのこと。ラジャー。
平均台の土盛りさえ越えればあとはこっちのもの。誰もいない山の中を快調に走り下る。
終盤でナビがガタガタと揺れ始めた。停車して確かめると度重なる振動に耐えかねてステーが折れていた。もともとカメラの三脚を流用していたので強度不足だったのだろう。 ナビをしまってラストスパート。



ハイチュウ食べてます
所沢から渋滞を避けて463号線へ。こちらのほうがいくぶん車の流れが良い。
途中給油すると燃費28.8km/lをマーク。高速を使わず林道ばかり走っていたにしては好成績。オイルの粘度を下げたのが効いたか?
19:30帰宅。

三日間大いに遊んで大満足。
都内から高速を使わなくても行ける範囲に、楽しめる林道がまだまだあることを再認識する旅だった。

〜おしまい〜 <走行距離640km>