沈殿物から金属片
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オイル量を点検する為エンジンを掛けようとしたが始動しない。
底部にある点検ボルトを緩めてもオイルが滲んでこないので異常に減っている可能性もある。
サイクルは早いがG2オイルに戻すことをかねて交換する事にした。
抜き出したオイル量は1.2L。ウエスに染込んだ分を含めて1.3Lくらいか・・・。
量は正常値だったが抜いたオイルの沈殿物を見て驚いた。金属片が出てきた。
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アンダーガード
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ストレーナーボルトを点検する為アンダーガードを外す。
おお、ずいぶん傷ついとる・・・。
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ストレーナーナット
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矢印はオイルパイプを指しているがストレーナーナットはこの上。
このナットにメッシュのごみ濾し器が付いている。
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ガビ〜ン!!
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オイルパイプが邪魔なのでこいつも外してみるが、ここで大失態をしでかす。
ボルトを反対に回してねじ切ってしまった・・・顔面蒼白。
どうしよう・・・
残ったボルトをドリルで削るか・・・
ねじ山を傷つけずにうまく削れるだろうか?
金属用の接着剤を使ってなんとかならないか・・・
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応急処置
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憂鬱な気持ちで残ったネジに指を触れてみるとかすかに動く。
回してみるとするすると抜けてきた!!
あ〜ぁ、助かったぁ〜・・・・・・
とりあえず手持ちのボルトで代用しておく。
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ストレーナー
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整備というより破壊活動の様を呈してきたが、気を取り直して作業再開。
ストレーナーを外してみると細かいごみがたくさん付着している。
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ずいぶんな金属片
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パーツクリーナーで吹き飛ばすとここでもけっこうな金属片が回収された。
大丈夫なんだろうか・・・
よく見るとストレーナーボルトのねじ山が欠けている。
形状が出てきた金属片に似ているがコレが原因?
エンジン内部に入り込むような部位には思えないが・・・
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スパークプラグ
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すべて元通りにして新しいオイルを1.2L注入。
再びエンジン始動を試みるが、セルは回るもののいっこうに掛からない。
試しにクルマのバッテリーを繋いでみたが結果は同じ。
プラグを外して掃除し、再挑戦すると少し掛かりかけてマフラーから煙が出た。
いったいどうしちゃったんだろう?
前回のツーリングから帰るまでは調子良かったのに。
とりあえず新しいプラグを買ってきて様子を見ることにしよう。
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