XR−BAJA改造の記録
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アーシング  2004.12.05 

暖冬とはいえ朝晩は寒くて出かける気にならない。
こんな時はバイクをいじって気を紛らわそう。
仕事で秋葉原に寄ったときにアーシングケーブルを買っておいた。
8sqケーブル2mで900円。オーディオ用の多芯ケーブルの転用のようだ。ターミナルは10個で420円也。
アーシングは手軽な割りに中低速のトルクアップなど効果が大きいと聞いていたので前から試してみたかった。

ネットでかき集めた情報によるとイグニッションコイル、ヘッドカバー、ジェネレーターカバーをバッテリーのマイナス端子に接続すればよいらしい。

それでは作業開始。

まずは燃料タンクを外す。大仕事と思っていたがボルト1本で固定されており拍子抜けするほど簡単に外れた。
数年分の埃を払い落としてから現物合わせで必要なケーブルの長さを測り2mのケーブルを3本に切り分けて両端にターミナルをつける。念のためしっかりハンダ付けしておいた。
あとはそれぞれの箇所のボルトに共締めするだけ。接続部分の塗装面はサンドペーパーで削っておいた。

今回ケーブルの両端にはM8用のターミナルをつけたがこれは大きすぎた。 ケーブルと一緒に売っていたものだがどうやらクルマ用だったようだ。 バイクの場合M6がよい。
それでもエンジン側はなんとかなったがバッテリー端子に共締め出来ない。 まあしばらく動かすことも無いしそのうちアダプターを作って取り付けよう。

後日の感想。
しばらく動かしていなかったのでエンジンのかかりこそあまり良くなかったがアイドリングは以前より力強い気がする。
実は前述のアーシング取り付け以後、もともとバッテリーのマイナス端子に繋がっていたグランドケーブルも8sqのものに交換している。

走りだしてすぐにはっきりとトルクアップが感じられる。
バイクがぐんぐん前に出る感じで今までよりシフトアップのタイミングが早い。
これは絶対お薦め!予想以上の効果が得られた。