SEGA SYSTEM 1 |
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1984 セガ
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今後そういうことがあるかどう分からないが、もし誰かに一番好きなゲームは何じゃ?と聞かれたとして、おそらく名前を挙げるであろうゲームがこのミスターバイキング。 このゲームを初めて見たのが今のハイテクランドセガ渋谷店(当時から名前は変わっていないと思う…)、世間的には卓球場があるゲームセンターとして有名なところ。 普段渋谷ではセンター街の50円ゲーセン、モナコを中心に遊んでいたため、東口方面にはほとんど行かなかったものの、東急文化会館の屋上と併せて、たま〜に巡回していた。 そのたま〜に巡回した時に偶々ロケテストをしていた。 しかも二台! セガもそれなりに力を入れていたのだろうか? おどろおどろしい感じの仮インストで、そのイメージからかタイトルをミステリーなんたらと勘違いした。 対照的に緑が基調の温かみのある画面。 二台あるのに埋まりっぱなしでなかなか順番が回ってこない。 と、そこまでの記憶は鮮明なのに、何故だかその時に遊んだ覚えがない。 多分何回か遊んで「おもしれ〜」と思ったに違いないのだが、「面白そうだと思った」「凄い人気だ」との記憶しかないのは何でだろう? まぁ、 ほどなくしてセガ系のゲームセンターにはたっぷりと出回ったので十二分に堪能することが出来たけど。 このゲームの魅力は、見てのとおりの、ほんわかとした色使いと後のファンタジーゾーンをイメージさせるような愛らしい敵キャラクターたち、そして単純ながら耳に心地よいコミカルなサウンド。 ゲームの中に世界を感じさせるようなマップや個々のキャラクターの存在がゲームプレイへの欲求を後押しした。 味方の船が武器を供給してくれる。 敵が砦を守っている。 たまに敵のバイキング船も登場したり、敵味方ナサケムヨウの竜巻が発生してみたり。 特に気に入っている演出は、ひとつのラウンドをクリアすると、画面がスクロールして開始位置まで戻され、新しいラウンドが32ドット分、左にずれた状態で始まる点で、ラウンドが進むにつれマップの全貌が明らかになっていき、先に進むのが楽しくなってくる。 移植作品がないことや、古い作品なので目立たないが、このゲームが好きだという人は多い様で、それらの人々もやはり、こういったゲームの世界観に惹かれているのではないだろうか。 ラウンドの後半、ある地点までに敵を倒してゲージをためると一定区間、味方のバイキング船に乗せてもらうことができる(初めから乗せてくれりゃあいいのに)。 すると突然、変なシューティングが始まってしまう。 「なんじゃこりゃあ!」 ここだけはなんとも非常に残念な部分。 プレイヤーキャラがバイキングである必然性上、どうしても外したくない演出だったのだろうか? 制限をつけながらも船の使用タイミングの自由度を高くし、地上キャラへの優位性を持たせる等の方法で、もっと面白くなったんじゃないかな〜。 古いアーケードゲームにそこまで求めちゃいけませんかね? ならばリメイクでもいいからコンシューマに移植してくれてもいいじゃない。 |
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ひとり船から放り出される 変な建造物 |
向きを維持しないので 囲まれるとキツイ |
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無差別に飲み込まれて こわ〜 |
これにはさまれて死んだのを最後に ゲーセンで遊んでいない |
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ミサイルが出なくて 嵌まること多々あり |
なんだかな〜 |
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口が開いた時にミサイルを 爆弾は怖くて試せない |
スタート地点へ逆スクロール中 なんか敵キャラが揃っている |
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