MEDAL
ワールドビンゴ
1986  セガ
 

 今も続く、セガビンゴシリーズの何作目か分からんけど(これ以前の作品を知らない)、最初期の作品だと思う。超ロングラン、ビンゴサーカスが1989年製らしいから、そのもっと前。
 個人的にセガのビンゴでは一番おもしろいと思っているのだが、知名度ではいまひとつ、というかほとんどない点は「その他大勢」のビンゴと一緒で、やはりビンゴサーカスに劣る。まぁ、古いしな。
 
 昔も今もメダルゲームというものは全くといって良い程やらない。あれは現金が増えないものの、性質としてはギャンブルに違いないので、資本のない奴にはダメ。だから儂もダメ。それでもこのワールドビンゴは遊んでいたのです。そう、チマチマとね。
 
 どのようにチマチマと遊んでいたかというと…、まず遊ぶ場所は新宿のゲームスポット21です。スポランには、友だちが持込みメダルを見付かってから行きにくくなっています。そこではメダル貸機は利用しません。百円玉一枚ではお話にならないからです。ではどうするのか?パチンコです。点数に応じてメダルの出る、百円玉一枚で出来るパチンコ。場合によってはメダル0枚、ということから、メダルを手に入れる時点ですでにゲームは始まっているのです。
 
 さて、そのようにして手に入れたわずかなメダル。わずかな内のたった一枚からでもダラダラと遊べるゲームがワールドビンゴなんだな。それじゃぁ増えないんだけどね。
 
 ワールドビンゴが、サーカスよりも優れていると思う点は、選択された数字が決定するまでの“間”。このワンクッションが心地よい緊張感を与えていたと思うのだが・・・しかるにファミリーゲームズのビンゴはどうか? ありゃ、ただの作業だよ。BGMも変わってるし、興醒めこの上ない。
 

 さて、この責任の所在はコンパイル?それともセガに?
 
  
 
コンパネ
シリーズを通して
大きな違いはない
こちら
ファミリーゲームズの
ワールドビンゴ

ちょっと寂しいのでもうちょっと何とかするかな?