ペンゴ
1982 セガ 

 「どうしてペンゴが移植されないのだろうか?」 初期のセガユーザーは誰もがこう思っていたに違いない。 セガコンシューマ機用タイトルとして、ようやく登場したのがゲームギア版であったから、また随分と待たされたものである。 だからといってゲームギアを買うまでには至らなかった。 やっぱり据え置き機で遊びたい。 次いで発売されたのが、メガドライブの「ぺぺんがペンゴ」。 自分にしては珍しく発売後すぐさま購入し、また速攻売却した。 手元に残しておきたくないソフトのひとつであったのだ。

 GG版が発売されるぐらいなのだから、マークIIIの時代に移植されてもよかっただろうに、いつまでも移植されなかったのは、販売権がセガの手元になかったからという話がある。 ペンゴが駄目ならアレックスキッドのアイスブロックでもいいじゃない? なんて柔軟性はセガにもユーザーにもなかった。 少なくとも自分はPENGOとSNOW BEEでなければ納得していなかっただろう。

 そんなにこだわりがあるほどペンゴが大好きなのかと言われれば、どうなのかな?普通だ。 実のところ、ゲームセンターでペンゴを遊んだ覚えもほとんどなかったりする。 というのも、多く利用していた50円ゲーセンや駄菓子屋横の筐体に入っていたそれは、ほぼ例外なくPENGOではなく、コピー品のPENTAであったから。  ある意味、人気のバロメーターでもあった当時のコピーゲーム。 セガのゲームとしては珍しく大量に出回った。 はっきり言うと、本物を発見する方が困難であった。 だからコピー品と認識しながらも、遊んでいたのはPENGOではなくPENTAの方だったのです。 同じセガでもザクソンなどはコピーのジャクソンの方が珍しかったんですけどね。  コピーと言っても、劣化、改変系の偽物ではないので、中身は同じもの。 それなのに印象的にPENTAの画面の方がキレイに感じたのは何だったんだかよくわからん。 それでも基板となると思い出のあるコピー品ではなく、本物が欲しくなるのは不思議ですな。

 メガドライブで残念を通り越して憤りを感じてから時が経ち、今度はサターンで移植されることになった。 結果として再びがっかりな結果になったのは、ご存じの通り。 あれなら頑張りが見られるGG版の方が納得いきますわ。 もはや単タイトルでは勝負してもらえないほど古くなってしまったペンゴ。 今後、据え置き機で完全移植作品が登場する日はくるのであろうか? XBOXのライブアーケードあたりに展開されても困っちゃいますがね。

タイトル
見ることが少なかった

目に優しくない

さあ、始まるよ〜! って感じ

初期配置
二つのダイヤモンドブロックが
同じ軸にあると楽?

スペシャルボーナス
揃えてから加点が終わるまでの
下品っぽい音とエフェクトがいい

こけっ!

中間デモ
偶数面ごとにホッと一息
実は18面だ

ミスった
一度ミスると何故か立て続けに…

ACT16
この面を越すと一周

これはMAMEの画像だけど
実機でも稀にバグる


残念ながら1周できなかった

PENTA
よく遊ばせていただきました