筋肉痛と発熱
昨シーズンのことでした。
戸狩温泉、五日町スキー場とシーズン始めの2回はコブというコブがなく太ももを満足させることができませんでした。

そして、1月初旬の長岡は大雪でしたが湯沢は晴れの予報。大雪の中、1時間半車を飛ばすと神立は本当に晴天!
しかも、ちゃんとモーグルコースもありました。
普段は1本はフラットを滑って足慣らしとポジションの確認をしてからコブに入ります。
しかし、神立はフラットを滑っていく途中にモーグルコースがあり、晴天とコブをずっと滑れていなかったので、
早くコブをすべりたーい!という衝動を抑えられずにその日はいきなりコブに突入。
戸狩温泉を一日滑っても全然疲れないのにコブはさすがにハード!
一本目から太ももが泣いている。
しかし、モーグルはスピードじゃーい!と攻めの滑りを繰り返す。(そんなに早くない。)
晴天と雪質がよかったので気持ちよく滑り、午後券での滑り出しだけど4時くらいまでひたすらモーグルコースを滑りました。
結局最後は太ももとふくらはぎがつって、もう立っているのも辛くなって帰りました。

社会人になってからは夏場は特に運動もせず、スキーも年5回程度になっていたので
20代後半からのシーズン初滑りはほぼ間違いなく足がつっています。
さらに腰もその日のうちから悲鳴を上げ始めていました。

そして、初滑りの次の日には必ず太ももと背筋の筋肉痛になります。
しかも、凄くだるい。ほぼ一週間はけだるさが取れません。

昨シーズンは初滑りから無茶をしたせいで特にひどかった。
毎年のように非常にだるかったのですが、2日目にはなんか熱っぽい。熱を計ると37度5分もある。
スキー疲れで体が弱って風邪を引いたんだと思い病院にいきました。
でも、のどが痛いとか鼻水が出るとか風邪の症状がなく血液検査をすることになりました。
その日は熱と疲労から会社を休んでしまいました。結局、熱はその日に38度まで上がり、ぐったりでした。

そして、数日後、仕事中に家から電話があり、病院から「すぐに心電図をとって検査をしたい」という電話があったとのことでした。
さすがに私も心配になったのでフレックスを取って急いで病院に行きました。

病院ですぐに心電図をとりましたが、なぜか看護婦さんはにこやか。
そして結果が出て、先生に診察してもらいました。

「大丈夫ですね」とのこと。
血液検査である数値(なんだか忘れた)が通常の100倍以上あったとのこと。
この数値はウィルス性の病気で心臓の筋肉が破壊されたときに高くなる場合と
運動をして筋肉が破壊された場合に高くなるとのことでした。

前途の場合があるので心電図の検査が必要だったそうです。
さすがに100倍の数値に先生も驚いて至急検査にしたとのことでした。

今回の場合は筋肉痛ではなく筋肉の破壊だそうで、筋肉の細胞が破壊されているそうです。
なので、二度とその筋肉は戻らないとのこと。つまり、筋力がなくなる、弱るということになります。
筋肉痛になれば筋力が付くと思っていた私はがっかりでした。

でも、周りの筋肉が太くなってカバーできるとか言ってましたが、
やっぱり筋肉細胞が減ると筋力も減るよなー、しかも、その細胞はもう戻らない、ショック。。。
そう言われるとなんとなく太ももが細くなったような。。。気のせい。。。

結局、モーグルの筋肉痛で38度もの熱を出し、しかも会社まで休んでしまったという笑い話になってしまった。

この体験から導き出される生涯現役系のココロエ
1.1本目は必ずフラットを滑って足慣らしをしよう!ポジションの確認もね。
2.シーズン始めは抑えて滑ろう。
です。
(ただ単に夏場に運動していないのが問題!?)
神立のラインコブ