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第三章輸送の安全を確保する為の事業の実施及びその管理の体制

第四章輸送の安全を確保する為の事業の実施及びその管理方法

第一条この規程（以下「本規程」という。）は貨物自動車運送事業法（以下「法」という）

第十五条及び第十六条の規程に基づき，輸送の安全を確保する為に厳守すべき事項を定
め，もって輸送の安全性の向上を図ることを目的とする。

第二条本規程は，当社の貨物自動車運送業に係わる業務活動に適用する。

第三条　1社長は，輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し，社内に

おいて輸送の安全の確保に主観的な役割を果たす。また，現場における安全に関する声に

真摯に耳を傾けるなど現場の状況を十分に踏まえつつ，社員に対し輸送の安全の確保が最も
重要であるという意識を徹底させる。

2輸送の安全に関する計画の策定，実行，チェック，改善を確実に実施し，安全対策を普段に
見直すことにより，全社員が一丸となって業務を遂行することにより，絶えず安全性の向上に
努める。また，輸送の安全に関する情報については，積極的に公表する。

第三条（1）前条の輸送の安全に関する方針に基づき，次に掲げる事項を実施する。

1輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底し，関係法令及び安全管理規定に定
められた事項を厳守する事。

2輸送の安全に関する費用支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう勤める事。

3輸送の安全に関する内部調査を行い，必要な是正処置又は予防措置を講じる事。

4輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し，社内において必要な情報を伝達共有する
事。

5輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し,これを的確に実施する
事。

（２）下請事業者を利用する場合にあっては,下請事業者の輸送の安全の確保を阻害するよう
な行為を行わない。更に,下請事業者と長期契約を結ぶ等の密接な関係にある場合は,可能な
範囲において,下請事業者の輸送の安全の向上に協力するよう努める。

第五条前上に掲げる目標を達成し,輸送の安全に関する重点施策に応じて,輸送の安全を確保
するために必要な計画を作成する。

第三章輸送の安全確保を確保するための事業の実施及びその管理の体制

第六条社長は,輸送の安全の確保に関する最終的な責任を有する。

2経営トップは,輸送の安全に関し,予算の確保,体制の構築等必要な措置を講じる。

3経営トップは,輸送の安全に関し,安全統括管理社の意見を尊重する。

4経営トップは,輸送んを確保する為の事業の実施及び管理の状況が適切かどうかを常に確認
し,必要な改善を行う。

第七条次に掲げる者を選任し,輸送の安全の確保について責任ある体制を構築し,輸送の安全
を確保する為の企業統括を的確に行う。

一,　専務は安全統括者の命を受け,輸送の安全確保に関し,運行管理者,整備管理者,その他
の必要な責任者を統括し指導監督を行う。

二,　輸送の安全に関する組織体制及び,指導命令系統については,安全統括管理者が

　　病気等を理由に本社営業所に不在である場合や重大な事故,災害に対応する場合を含め,
別に定める組織図による。

第八条取締役のうち,貨物自動車運送業輸送安全第二条の６に規程する要件を満たす者の中
から安全統括管理者を選任する。

2安全統括管理者が次の各号のいずれかに該当する事となった時は,当該管理者を解任す
る。

　二、身体の故障その他のやむを得ない事由により職務を引き続き行うことが困難になった時
は当該者を解任する

　三,　関係法令等の違反又は輸送の安全の確保の状況に関する確認を怠る等により,安全頭
角管理者がその責務を引き続き行うことが輸送の安全に支障を及ぼす恐れがあると認められ
たとき。

　　　一,　全社員に対し,関係法令等の厳守と輸送の安全確保が最も重要であるというい意識
を徹底すること。

　　　二,　輸送の安全の確保に関し,その実施及び管理の体制を確立,維持する事。

　　　三,　輸送の安全に関する方針,重点施策,目標及び計画を誠実に実行する事。

　　　四,　輸送の暗線に関する報告連絡体制を構築し,社員に対して周知を図ること。

　　　五,　安全の確保の状況について,定期的かつ,必要に応じて,随時,内部調査を行い,経営ト
ップに報告すること。　

　六,　経営トップに対し,輸送の安全確保に関し,必要な改善に関する意見を述べる等必要な改
善の措置を講じること。

　七,　運行管理が適切に行われるよう,運行管理者を統括管理する事。

　八,　整備管理がｔ異性に行われるよう,整備管理者を統括管理する事。

　九,　輸送の安全を確保する為,社員に対して必要な教育又は研修を行うこと。

　十,　その他の輸送の安全の確保に関する統括管理を行う事。

第四章輸送の安全を確保する為の事業の実施及びその管理の方法

第十条輸送の安全に反する基本的な方針にもと基づき,輸送の安全に関する目標を達成すべ
く,輸送の安全に関する計画に従い,輸送の安全に関する重点施策を着実に実施する。

第十一条　経営トップと現場や運行管理者との双方向の意思疎通を十分に行うことにより,輸
送の安全に関す津情報が適時適切に社内のいうて伝達され,共有されるように努める。また,安
全性を損なうような自体を発見した場合には,看過したり,隠匿したりせず,ただちに関係者に伝
え,適切な対処策を講じる。

第十二条　事故,災害などが発生した場合における当該事故,災害等に関する報告連絡体制
は,別に定めるところによる。

2事故,災害等に関する報告が,安全統括管理者,経営トップ又は社内の必要な部局等に速やか
に伝達されるように努める。

3安全統括管理者は,社内において報告連絡体制の周知を図るとともに,第一項の報告連絡体
制が十分に機能し,しこ,災害などが発生した後の対応が円滑に進むよう必要な指示を行う。

4自動車事故報告規則に定める事故,災害等があった場合は,報告規則の規程に基づき,国土
交通大臣へ必要な報告また和届出を行う。

第十三条　第五条の輸送の安全に関する目標を達成するため,必要となる人材育成のための
教育及び研修に関する具体的な計画を策定し,着実に実施する。

第十四条　安全統括管理者は,自ら又は安全統括管理者が指名する者を実施責任者として,安
全マネジメントの実施状況などを点検するため,少なくとも一年に一回以上,適切な時期を定め
て輸送の安全に関する内部調査を実施する。

　　また,重大な事故,災害等が発生した場合又は同種の事故,災害等が繰り返し発生した場合,
その他特に必要と定められる場合には,緊急に輸送の安全に関する内部監査を実施する。

2,　安全統括管理者は前項の内部監査が終了した場合はその結果を,改善すべき事項が認め
られた場合はその内容を,速やかに,経営トップに報告するとともに,輸送の安全の確保の為に
必要な方策を検討し,必要に応じ,当面必要となる緊急の是正策又は予防措置をとる。

1,　安全統括管理者から事故,災害等に関する報告又は前条の内部監査の結果や改善すべき

　　事項の報告があった場合もしくは輸送の安全確保のために必要と認める場合には,

　　必要な改善に関する方策を検討し,是正放置又は予防措置を講じる。

2,　悪質な法令違反により重大事故を起こした場合は,安全全般又は必要な事項において,

1,　輸送のあんぜんに関し次に掲げる情報を毎年度,外部に対して公表する。

2,　事故発生後における再発防止対策等,行政処分後に輸送の安全確保のために講じた改善

　　状況について国土交通省に報告した場合には,速やかに外部に対して公表する。

1,　本規程は,業務の実態に応じ定期的に及び適時適切に見直しを行う。

２,　輸送の安全に関する罷業運営上の方針作成に係わる会議議事録,報告体制,事故災害等

　　の報告,安全統括管理者の指示,内部監査の結果,社長に報告した是正措置又は予防措置
等を記録し,これを適切に保存する。

３,　事前に掲げる情報その他の輸送の安全に関する情報,記録の保存は別に定める。