☆ 2004年度リリース愛聴
盤紹介 ☆
年明けし
て早一ヵ月半。今日はグラミー賞の授賞式の日でもありますし、ここでかなり私的な「俺グラミー賞」
を書いていきたいと思います。あまり新譜を数多く買うほうではないのですが、昨年一年を振り返りつつ、今日
一日の気分で決めるのでかなり適当気味に発表していきたいと思います。
☆年間最優秀アルバム☆

オブ・モントリオール
フランツ・フェルディナンド
ザ・フェイント
キーン
キングス・オブ・レオン
「Satanic Panic
in the Attic」
「Franz
Ferdinand」
「Wet From Birth」
「Hopes And Fears」
「Aha Shake
Heartbreak」
コメント:やっぱり、こうなっちゃいましたね、、、まずオブ・
モントリオールお気に入りです。ソフト・ロックや60年代サイケデリッ ク、そして現代のギターポップからオルタナティ
ヴ・ロックまで
全てが混ざってる・・・・。な
んて贅沢な作
り・・・。大好きな要素をいっぱい含んだ痛快の一枚です。フランツは言うまでなさそう。でもアルバムのバランス、個々の楽曲の良さでは
この中で1番かと思います。ザ・フェイントはやっぱりサ
マソニでライブを見た影響が大きいかもです。でも、短いながら濃縮度 の濃いダンス・ロックが聴けます。キーンは、怪
物級
のポップさなのに派手さが無く品の良い極上のメロディ。渋谷AXで単独やったら出不精の俺も観に行ってました
ね!キングス・オ ブ・レオンは無駄の一切ないアルバム。
この成長具合に惚れました。
☆年間最優秀ROCK楽曲☆

ザ・リバ
ティーンズ ザ・ヴァインズ U2
ステリオグラム ザ・ヴォン・ボンディーズ
「Can't
Stand Me Now」 「TV Pro」 「Vertigo」
「Walkie
Talkie Man」 「C'mon C'mon」
コメント:リ バティーンズは、はっ きり言って「優れた楽曲」ではないかもしれませ
ん。でも私情を挟むと、これ初めてプロモで見た時に泣きそうになったんですよね。。。ザ・ヴァインズはサイケ色の強い名曲。
大好きです。U2は、リアルで初めて聴いた曲です。ぶっ飛びました。ビデオもインパ クト大の代物。はっきり言っ て、今までなめてたと思います。ステリオグラムは掃いて捨てるほどいたヒッ
プ・ホップ+
ロックのミクスチャー快楽一辺倒主義の最終形。こ れで個人的には一 時代が終わったと思いました。そして、ヴォン・
ボンディーズもそれに然り。ガレージ・ロック・ブームという名の賞味期限の中、
最後のキラー・チューン。
☆年間最優秀POP楽曲☆
ペネベイカー
ザ・コアーズ
ブリトニー・スピアーズ
マクフライ ジョス・ストーン
「Bedding The Rule」 「Angel」 & 「Summer
Sunshine」
「TOXIC」 「Saturday Night」
「You Had
Me」
コメント:ペネベイカーは昨年初頭から、驚かされたポップスの名曲。
コアーズは、未だにメロディの持つ美しさ、爽やかさを再認識させてくれたし、反面ブリトニーは、その今や
汚れきった(笑) イメージを煽るようなグラマラスなシングルを発表。プロモ最初見たときは、男なら誰
しも釘付けになってしまうはずです。そして昨今のロックンロールな風潮に
合わせるかのようにマクフライは、バステッドの弟分としてデビュー。いい意味で期待を裏切った現代っ子
解釈の「踊ろよベイベーロック」を聞かせてくれました。ジョス・ストーンは
その歌声に驚いた人も多いはず。すでに年季さえ感じさせるオリジナル・デビューアルバムも良かったで
す。 もう少しで載せたのはタタ・ヤンかな(笑)
☆年間最優秀DANCE楽曲☆
シザー・シスターズ ハー・マー・スーパースター
プロディジー ベースメント・ジャックス クライアント
「Comfortably Numb」 「Body
Repuest」
「Spitfire」
「Good Luck」 「Come On」
「Lovers in the Backseat」
コメント:シザー・シスターズはキーンを抜いて04年度全英NO.1
売上!!まさかこんなに売れるとは思ってませんでした。実際いいアルバムですけど・・・。上記2曲は特に◎
ハー・マー・スーパースターはインディ界の大物らしいですが、音は信じられないくらいキャッチー。男前ボイスに凝った電子トラックのノリノリチューンが、
聴けますよ。
プロディジーは言うまでなく見事な新作。前作ほどのインパクトはないかもしれませんが。。。 ベース
メント・ジャックスは外部ボーカリストの登用のうまさと、つかみ所を
知ってる楽曲ばかり。クライアントは、ディペッシュモード関連とは思えないほど、ポップなデュオ。リ
バティーンズ参戦って点で少しひいきしてるかもしれませんが。、いい
アルバムです!
☆年間最優秀ACOSTIC楽曲☆
ライアン・アダムス
ファナ・モリーナ アイアン&ワイン キング・オブ・コンビニエンス ロン・セクスミス
「Wonder
Wall」 「No Es Tan Cierto」 「Cinder &
Smoke」 「I'd Rather Dance With You」 「I Know It Well」
「Insensible」
「Not About to Lose」
コメン
ト:ライアン・アダムスは一時お蔵入りになりかけたアルバムでオアシスの名曲をカバー。リアム・ファンに怒られてしまいそうですが、こちら
のほうが好きです(笑)
久々にこんなに素晴らしいカバーを聞きました。ファナ・モリーナは去年見つけた中でも指折りの掘り出し物。エレクトロの中に揺れるようなアコースティッ
ク・サウンド。
歌声は、でしゃばり過ぎず心地よい眠りに何度誘われた事か・・・。アイアン&ワインは、渋いサウンドとそのアレンジにうっとり。愛聴盤です。KOCは、新
作も素晴らしい
出来。やはりアーランド・オイエと相方(失礼 笑)の相性と、ハーモニーはバッチリ!ロン様は、マイペースながらも名曲満載のアルバムをドロップ。この
人、ホントに良い・・・。
☆年間最優秀新人☆
ガールズ・イン・ハワイ モーメント・イン・グレイス
コメント:フランツ、キーン、シザーシスターズなどなど目白押しの新人に埋もれ
てしまいがちですが、この2バンドもオススメです。ガールズは暗さ爆発のオルタナ・ロック。
モーメントは、エモに属するらしいのですが、そういうカテゴライズは抜きにしても、楽曲のクオリティとメロディラインの柔軟さ。とっても気に入りました。
♪みなさんはいかがでしたか?まだ気になっても未聴なものも多くて後悔の残る内容でした
が、2005年もいい音楽と巡り合えますように・・・・。♪
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