「買っちゃダメぇ!」

息子:「ねぇねぇ、おとうさん。この銀色のバイクかっこいいねぇ。」
お父:「ああ、イイだろう仮面ライダーのと同じみたいだね。」
息子:「・・・・。」(ジィッ〜とカタログを見ている。)
お父:「おとうさん、ね。買おうかな。買っちゃおうかな〜コレ!」

息子:「ダァメッ!!。ダメだよ!」

お父:「うん?」(おいおい、急にどうしたんだい。カッコいいって言ったじゃないか?)
息子:「ボォクが大きくなったら、買うんだからダメ!!」
お父:「・・・。」(よしよし、イイ子だ。びっくりしたぞぅ。)

急に駄目だと言われて、一瞬ドキッとした。

私の今のバイクはOFF車だ。といっても、今のところ走るのは舗装路が殆どだ。
つい先日、慣らしも終わって高速走行もしてみた。
オーバーひゃッkm/h!の件だ。
バイクはスーパーシェルパである。どうと言うことはなかった。
それでも、やはり風圧は少なくない。長距離高速走行は体力しだいだと感じた。

シェルパに不満はない。惚れている。チョット大げさか?
何と言っても「信哉さんが欲しいバイク」の中の1台である。
悪かろうハズがない。
信哉さんが欲しくて、未だ持っていないバイク。へっへっへっ。(なんか嬉しい)

バイクに乗るようになった。とても楽しい。
ロードスポーツにも乗ってみたくなったのである。
いきなり400ccに乗るのをためらっていたのも、正直なところだ。
なんか乗れそうな気持ちになってきたのである。
高速を走ってみて、カウルが恰好だけでないらしいことも感じていた。
資料を集めたり、このHPで知り合った人達の意見も聞いてみた。

もうゴーサインは、私の中で出ている。
それでカタログや雑誌を息子と眺めていたのである。

「こっちの赤いヤツなら、買ってもいいよ。銀色は僕だから、駄目!!」

ハイハイ、おとうさんは最初から赤にするつもり。やれやれ、よかった。
明日、一緒にバイク屋さんに行こうなっ。
バイク屋さんに「ハゲてる」って言っちゃ駄目だよ。薄いだけなんだから。
バイク屋さんが怒っちゃったら、マケテもらえなくなるからね。


ところで。
カミサンが退院した。2週間臥せっていたことになる。
普段、寝込むことなど今までなかったから、私も慌てた。
とにかく家の中のことは任せきりだったこともあり、今回は本当に参った。
何がどこに仕舞ってあるのか?まるで分らなかった。保険証もだ。
たまたまGWで私が家にいることができたのは幸運だったのだが・・・。
カミサンの友人達が息子の面倒をみてくれたので、連休明けには仕事にも出られた。
近所付き合いもカミサン次第だったことを思い知らされた。

バイク乗りの皆さん。奥さんを大切にしてください、ね。
シングルの人は貰うのであれば、イイ奥さんを早く探してください。
ウチのカミサンみたいなイイ奥さんをみつけてくださいよ〜っ。