【燃える闘魂・アントニオ猪木氏】
渋江喜久夫:
FB友達であるE氏のご紹介で、幸運にもアントニオ猪木氏の肖像画を描かせていただいた。作品をお渡しするため、ご招待いただいた「両国国技館」の控室へ伺ったのだが、その際の氏の気配りや礼儀正しさに感心させられた。持参した作品も喜んでいただけ安堵した。直後に観戦した会場は大勢の格闘技ファンで埋め尽くされ、その熱気たるやもの凄いもので、それが氏の登場でピークに達し、気がつけば、なんと!他の観客と一緒に「1、2、3、・・・ ダァー!」を唱和している私がいたのでアリマス。(点描画)
西谷 史:
絵を見た瞬間、これはいつもの渋江さんの肖像画とは違うと思った。
渋江さんは同世代の人を描くとき、重厚さや年齢がにじみ出るように気を配る。
しかし、この絵は風格と、苦難を積み重ねて鍛えられたやさしさを表現しているように思った。
そういえば、アントニオ猪木さんは、そういうヒーローだったとあらためて気がついた。
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