【ジャック・ウェルチ氏】
渋江喜久夫:
これも「日経ビジネス」の表紙で使用したものだが、資料となる写真が不鮮明で、描くのに大変苦労した作品である。結局、よく解らない頭部を簡略化して何とか仕上げた。『GE』会長のウェルチ氏は日米欧の経営者達に最も尊敬されている人物らしいのだが、経済オンチの私には何の事やら…? 惜しむらくは、この原画が単行本・ビデオに再使用されている間に「行方知れず」になってしまった事だ。(点描)
西谷 史:
渋江さんはときおり、顔の右と左の表情が異なる人物を描かれる。このジャック・ウェルチ氏もそうだ。二十世紀最高の経営者と呼ばれ、彼のおかげで救われた人や企業も多い。だが、彼のために未来を失った人もいるはずだ。その合理性と、人知れぬ苦悩が、この一枚の絵に見事に表現されている。

 

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