コンピュータ業界の裏側

いくつもの大手の会社の下請け会社に勤務してきた私の体験した事です。こんな事ってあるんだ・・・って驚く事も驚かない事も色々かいていきます。
なんか、愚痴みたいになっているのもありますが、さら〜っと受け流してください(^^ゞ

社食、売店 私は、下請け会社に勤務する事が多かったので、大手の会社に作業に行く事が多かったです。
都内で食事したら1000円以上と言うのは当たり前でした。そんなの食べてたら、お金がもたない(^^ゞ
大手の会社には社食が必ずあります。おいしい、まずいはありますが、とにかく安くてとても助かりました。
麺類は、定番のもので200円も出せば食べられるし、定食に至っては、500円と破格の値段でした。
それから、好きなおかずを選べるコーナーなどもあって・・・握りずしを出してる会社もありました。
デザートもあるのですが、これが早く行かないと売り切れたりして、人気なものもありました。
売店は、社員割引とかで安かったりして、とても助かりました_(_ _)ノ彡☆
面白かったのは、たぶん他社に持っていく為のご進物なのでしょう。「○○ようかん」と言うのがあって、その会社のようかんでした(笑)
買った事は無いけど、貰った方は驚くなぁと、売店に行くたびに見ていました(笑)
社用送迎バス よく駅などで社用バスを見かけるかと思います。駅から離れた会社が、送迎バスを出しているのですが・・・
1時間に5〜6本くらいが平均なのでしょうか・・・まぁ、それなりに便利でした。
しかしながら、終わる時間が早いのが難点でした。
プログラムの仕事をしてると、21時、22時なんて当たり前の世界。なのに、最終バスが21時で終わりという所もざらでした。
まぁ、そんな遅くまで仕事してる人は、何千人の中の一握りだから仕方ないのかもしれませんね。
破壊事件(^^ゞ 私は1度だけ、会社の機器を破壊しました(^^ゞ
某大手の工場に行ってる時です。工場の中でプログラムを作ったり検査したりしていました。
元々、機械か何かを組み立ててたビル?を使っていたので、とにかく天井が高くて、広いです。
そこで使っている機械は、結構古いものや壊れているものを直して使ってました。
壊れていると言っても、機能的には何の問題も無いものばかりでしたけどね。
私が使っていたモニタも足の部分・・・モニターの角度を変える部分が壊れていたらしいのです。
私は全然知りませんでした。モニタの角度を変えて、仕事してたら、モニターがそのまま後ろに倒れてしまいました(^^ゞ
もちろん、壊れました(^^ゞ。担当者が、大きな物音で駆けつけて、第一声が「怪我無かった??」でした。
「マシンが!!!」って言われなくてよかった^^;
こういう事故は良くあるそうで、私は平謝りしましたが、かえって担当者が申し分けなさそうに謝ってくれました。
こんな危険だ何てしらなかったからと。
でも、モニタが床に落ちるとき、ゆっくりと落ちていくように見えました(笑)手を出したけど、抑えられなかった(ーー;)
まぁ、私はまだ良い方だけど、そこの社員のIさんはもっとすごい事しました(^^ゞ
検査するのに、エラーを出さなければならなかったのですが、そのエラーは物理的なエラー(機械が壊れてる)と言うものだったので、検査しようがなく困っていたところ、Iさんが来てドライバーで機械の精密な部分を叩いていました。
「これで、エラー出るから」と。しかし、叩きすぎて、本当に壊れてしまいましたけどね(^^ゞ
あんたそれは、試作製品ではないの(^^ゞ・・・試作製品は、その会社のハード部門が作成していたので。
それも、ハード部門とソフト部門は犬猿の仲だったので・・・・叩いて壊した何て言ったら、どうなるか(^^ゞ
某大手メーカに
派遣された時の事
これは、本当につい最近の事。この会社は名前を聞いたら、「あぁ、あの会社ね」とすぐわかります。
ただ、IT関連の会社ではありません。
私ははっきり言って、驚きました。ここのプログラム作成部門・・・はっきり言って、数十年遅れてます。
私が派遣されていた頃に、プログラムを作成する手順をこうしましょうって決めてるんです。
標準的な作成手順

機能作成依頼
(作成側がどんなものを作りたいかなどの注文を聞く)

基本設計
(どんなものを作るのか大まかに決める)

システム設計&機能設計
(システムなどの場合は、どんなシステムにするかなどを決める)

詳細設計
(各機能などを細かく決めて設計)

検査項目の割り出し
(依頼されたもの通に出来ているか検査する為の項目を割り出します。)

プログラミング
(具体的にプログラムを打ち込みます)

コンパイル&リンク
(機械語に翻訳して、全部のプログラムをつなげます。ようは使えるようにします。)

検査
(検査項目に従って、検査を行う。依頼されたとおりに出来ているかどうか調べる)

完了
左記に大まかにプログラミングの作成手順を書きました。
会社によっては違う場合がありますが、大体こんな感じです。
その手順が決まっていなかったらしいのです。
確かに仕事をしてて、すごくやりにくかった
作成依頼が来て、いきなりプログラミングせよと言われました。
システムの一部なんだから、こんなの作って程度では作れないんです。
A機能を作るには、B機能から必要な値をもらって、それを加工してC機能に渡す。といったものなのに・・・・
いきなり、B機能を作って・・・から始まるんです。
なので、たくさんのプログラマさんの中から、A機能担当者とC機能担当者を探すところから始まります。
そして、各担当さんからデータをもらうのですが・・・担当さんもちゃんと把握できていないという感じで、もらったデータが間違っていたりすることも暫し・・・・。
こんなんだから、期日中にできないんだよ。

ちょこっとまどろっこしい感じに書きましたが、とにかく手間と時間が掛かりすぎるやり方をしています。
絶対にここのコピー機は買っちゃダメ!!って思いました。

それから、資料が全く無い!
担当者に聞かないとわからない!でも、その担当者はいない事が多かったりする。
だったら、資料にしておけよ!!
紙でとは言いません。ネット上に置いておいてもいいと思うんだけど・・・・

他の製品は有名でとても素晴らしいものです。
しかし、コピー機は最悪です。
あんな状況をみたら、買う気がうせます。
それくらいひどかったです。
某大手メーカに派遣された時にであった禿爺 上記した会社に派遣された時の上司のこと。この方(Iさん)も派遣されてきていました。
Iさんは、私よりも年下でしたが、薄かった・・・まぁ、それはさておき。
すごく付き合いにくい方でした。まぁ、人間ですから機嫌がいいときと悪い時がありますが、Iさんは極端でした。
嫌味を言ったり、怒ったりしたかと思えば、急に友好的に話したり・・・部下としては、どう対処していいのだろう??って思うことが暫し。
そして彼は、とても意地悪でした。私とHくんには。
Hくんは、妻帯者で体の弱い奥さんがいるので、どうしても休んだり、遅刻したりする事があるんです。
男性だから、その辺は厳しくしているのかもしれませんが、そう言うことだけではなく、意地悪な言動が多いのです。
仲間はずれな事言ったりして・・・・。とてもかわいそうに思いました。
Hくんは休んだり、遅刻したりしていましたが、期日に遅れることはなく、とても優秀でした。
私用の話をしてても「おまえには関係ないから、向こうへいけ!」って平気で言うし。
「おまえは馬鹿だから、聞かないでいい!」と・・・・おまえには言われたくない。
私に対する意地悪もすごかった。
機械の特性やら、開発環境やら、ソフト作成に必要なお約束やら、MLのことやら・・・とにかく仕事をする上で必要なことを教えてくれなかった。
もちろん、今まで何社か仕事してきていますので、最低限の必要事項は知っています。しかしながら、その会社の独特なものってあるんですが、それを教えてくれなかったんです。そして、私が間違うと、嫌味ったらしく怒るんです。
Iさんが知ってることは、全部私も知っていると思っているようで・・・とにかく精神的なダメージを受けました。
そして、3ヶ月で辞めました・・・辞めさせられました。精神的なダメージが大きいという事で、某メーカーのリーダさん(彼はとても親切でした。)から、
これ以上ここにいると、私がどうにかなってしまうと思ったらしく・・・確かに、おかしくなってました(^-^;・・・休んだ方がいいって。
はっきり言って、辞めてよかったです。
某下請けI社であったK 彼は、私がいたI社に入社してきました。Kという男性。I社の経営者と昔同僚だったとの事。確かに色々なことを知っているし、資格も沢山持ってます。
ただ、彼は、子供でした。
部長という待遇をもらい、好き勝手していました。自分を頼りにしてくれる人にはとても親切。そうでない人には意地悪でした。
私は、どちらでもないので、直接的な被害はなかったですが、間接的には被害絶大でした(^-^;
私の上司は、嫌われてたので、うちの部署は意地悪されまくってました(^-^;
そもそもは社内LANの構築のことで、Kは社内LANの設計をしていました。
しかし、それが出来る前に、うちの部署では取引先の都合で、早く構築してくれといわれ、うちの部署だけLANを構築してしまったのです。
それで、機嫌を悪くしたらしく、とにかくうちの部署には意地悪でした。
ライト1つの事に対しても、他も欲しいのに我慢してるんだから、要求するのはわがままだ!!といわれたり・・・
嫌な事あって、会社のガラスを割ったり・・・・Kは極真空手の有段者・・・怒鳴り、脅したり・・・
とにかく問題が多かった。結局、I社を牛耳っているHさんと喧嘩し、大問題になり、辞めさせられました。
まぁ、そのおかげで、私の首も繋がったのですけどね(^^ゞ
実は、I社は元々は、パートさんばかりの検査専門の会社だったんです。ちょうど私が入社した頃から、プログラマ部門を作ろうって時だったので私が採用されたわけです。部門設立当時、上司(女性です)と私、そして中国人のBさんの3人のみでした。
Bさんは、学校で勉強しただけの人で、私と上司は、10年前後のベテランさんということで、かなり苦労しました。
3人だけの部署で、ちょうど仕事がなくなってしまったところだったので、プログラマ部門がなくなることになったのです。
もちろん、残る術も有りましたが、社員としては雇えない(会社の金銭的に)ということで、パートで残るか、辞めるかというところだったのです。
辞めるしかないと思っていたところ、Kが問題を起こしたおかげで、Kのやってた仕事を引き継いでほしいと言う事になったわけです。
その当時、Kは社内プログラムを一手に引き受けていたので、それを引き継ぎました。
私はKには嫌われていなかったのですが、相当会社に恨みがあったのでしょう。嘘の手順を教えられ、データが消えてしまうと言う事も有りました(T.T)
すぐに復帰できましたけどね(^^ゞ
その後、自分の会社を作り、何人かI社から引き抜いていきました。それも私たちが育てたプログラマを大量に・・・。
そして、同じ基盤で仕事をはじめました。何度か会いましたが、疲れてる感じでした。会社やるのも大変みたいです。
経営者よりも権力を持つH 上記で書いた会社にいたH。女性です。この会社設立当時から働いているので、会社の事は何でも知ってます。そして、とても優秀です。
しかし・・・性格と言うか、何と言うか・・・自分にコビを売らない人間に対しては、かなり卑劣な人間でした。
こんな小さな会社でも、派閥があったんです。社員は20人余りなんですが、登録パートが100人を越すほど居たので、大会社と同じなのかもしれませんが・・・。
私は元々、何派というのは気にしないほうでした。何派と区分するなら、私の上司のMさん派でしょうかね。
私が入社した頃、本社があったのは、マンションの一室で、それだけでは仕事が出来ないと、いろいろな貸しビルの一室を借り、分室って感じで作業していました。そのおかげで、Hとは顔を合わすこともなく、数年過ごしてきました。
しかし、会社を大きくなり、ビルのフロアを借りる事になりました。(後にそのビル全てを買取り、自社ビルにしました)
そこで、Hとも一緒のビル内に入る事になったのです。
Hは優秀で、社長や専務などに、かわいがられていました。そのおかげで、とにかく特別待遇だったんです。
私は、その当時子供を保育園に預けて仕事をしていました。その為、子供が病気になると休まざるおえないと言う事があったのです。
その事に対して、上司のMさんは、庇ってくれてました。自分も同じように保育園に預けて仕事をしているママだったからだと思います。
しかし、Hはとにかくその事で、ネチネチと嫌味を言うんです。まぁ、私も悪いから、言われても仕方が無いとは思ってましたが・・・。
でも、それは自分が会社の規則をちゃんと守っているからこそ、言える事だと思いますが、Hはとにかく、9時から始まるのに(9:15までくれば終業時間を変えることが出来ましたが)9時半頃出社していました。それって遅刻じゃないのかしら?って思ってましたが、誰も文句を言いません。
そして、Hの派閥に属していれば、何でもOKだったのです。私と同じような人も居たのですが、Hは何も言いません。
やっぱり、私はHの派閥ではないからなのでしょうか・・・
決定的だったのは、その頃、会社の中で勉強会をしましょうっていうことで、色々な分野の勉強会が開かれていました。
今自分のやっている仕事はこんな感じって紹介する感じなのですが・・・その時、私はあるプロジェクトのリーダーをしていました。
なので、その勉強会をしようということを提案したのです。私の部下である2人の勉強にもなるかと思って。
それをHは「点数稼ぎで、勉強会をするんじゃないか」と言ったそうです。
このとき、この人は、ちっぽけな人なんだと痛感しました。もう、相手にしないほうがいいなぁと。
私の事だけなら、相手にしなければそれで良かったのですが・・・新しく受付兼庶務をする新人さんが入ってきたのです。
もう1人受付にいた女性はHの派閥で、無理矢理Hの派閥に入れられました。
しかし、これが酷い苛めをしていたのです。全くの新人なんだから、仕事が出来なくても当たり前ですよね?自分が新人の頃を思い出したら、そうだった事は判ると思いますが・・・
それが、1度教えた事を聞き返すと怒ったり、意地悪したりしていたのです。新人さんは、泣いてる事も有りました。
でも、もう1人の受付の子は、私より後に入ってきたので、新人の頃は良く知ってます。同じでした・・・いや、もっと酷かったかもしれません。なのに、なぜそんなことするんでしょうか?
結局、1年くらいで辞めてしまいましたが・・・その新人さんだけでなく、Hと気が合わなくて辞める人も居ました。
それを社長も専務も知りません。私は、I社を辞めてから、専務と話す機会があったので、その事を言いました。
でも、信じてくれませんでした。もし、そんなことがあったのなら、なぜ在職中に言わなかったのだと。
言っても信じてくれなかったじゃないですか。私だけではなく、Mさんも言っていました。
こんな会社辞めてよかった。そう思いました。今でもHが大きな顔をしているそんな会社・・・未練も何も無いです。
某大手メーカの携帯関連の仕事 I社に居た時に、某大手メーカの携帯関連の仕事をしていました。
仕事的には、大手だけあってしっかりしていました。しかし、ある他の部門にお手伝いに行った時の話です。
そこの担当者のTさんは、とても頭がよく優秀で、仕事が趣味みたいな人でした。
スケジュールを立てるとき、土日も計画を入れるほど・・・
そのせいなのか、暗黙の了解が好きでした(笑)
自分が知っている事は、皆知っている的なところがあったのです。
なので、仕事の際も教えてくれず・・・当然、私たちは調べて判らない事を聞いたりしていました。でも、暗黙の了解というのは、今まで培ってきたものが無ければ判らない事です。
質問をすれば、全て丁寧に教えてくれました。しかし、その暗黙の了解に関しては何も言ってくれないのです。
出来上がってモノを見せたとき、「これ、〜がないじゃないですか!」と怒っていましたが、それって何???って感じで、私をはじめ他のプログラマさんたちも首を傾げていました。自分と同じ頭があると思っていられては、こちらは困ります^^;
頭がいい人は、暗黙の了解が好きみたいです(笑)


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