1975年、アンサンブル・カンティレーナとして発足。1977年から計8回のサロン・コンサートを開催し、国内一流の独奏者と共演。演奏技術の向上に努めながら、親しみのある、より身近な音楽会を目指す。1985年、発足10周年にあたり、甲府室内合奏団と改称して記念演奏会を開催し、好評を博す。以後も着実に実績を重ね、これまで通算32回の演奏会を開催。ポール・ヴェルレーヌの「なによりも音楽、さらになお音楽、常に音楽」をモットーに各自様々な職業のかたわら、親しみのある音楽づくりにはげんでいる。
団員は音楽の専門教育を受けた者からアマチュアまで様々で、職業も会社員、医師、公務員、主婦などと幅広い。公的な補助や特定団体の援助を受けることなく、団員の熱意と努力によって団を運営。わずかな余暇を利用してチームワーク良く役割を分担しながら、定期的な演奏会、芸術祭、文化祭への参加、学校での音楽教室などの活動を続けるとともに、山梨県の県民オペラやメサイヤの公演などでも中心メンバーとして活躍している。
2000年11月には結成25周年を記念してウィーン演奏旅行を行い、ウィーン・コンツェル
ウスのシューベルト・ザールで特別演奏会を開催し喝采を受けた。
2015年10月、創立40周年記念演奏会を開催する。
2022年10月、創立45周年記念演奏会を3年ぶりに開催する。
2015年10月3日(創立40周年記念演奏会)