6市町村「法定協」の打開策は?(H.17.1.26)
A1.市が昨年10月に行った「合併説明会」で説明していますが、1つは平成16年4月26日に荒川町を除く5市町村長と正副議長が集まった時申し合せをした事項です。
1)「合併方法」は新設合併とする。
2)「新市名」は荒川町の住民投票の結果を受けて改めて協議する。
3)「新庁舎」の位置と建設についても2)と同様にする。
という内容です。
2つめは平成16年6月30日に荒川町を含む6市町村長が会議をし、確認した事項で、その内容については同7月26日の法定協で佐藤市長が報告をしていますが、「新市名の決定方法」については次のように述べています(議事録より)
【従来の「公募の結果から、新市名候補選定委員会で数点に紋り込み、法定協議会において協議、決定する。」方針を踏襲することとし、村上市が2月の住民説明会において「住民による投票」を要望してきたことも配慮して法定協議会において十分ご協議頂くことと致しました。】
Q2.何か難しくて意味がよくわかりません。一番問題になっている「新市名」についてはどういう事になっているのですか?
A2.『新市の名前については、「新市名候補選抜委員会」で絞った数点の中から、「法定協」で協議をし決定をする。但し村上市が2月の住民説明会で要望をしてきた「住民投票方式」について配慮し、法定協の場で十分協議をしてもらう』ということではないでしょうか。
Q3.そういう内容であれば別に問題はないと思いますが?
A3.ところが、昨年の9月10日の法定協で村上市長が新市名の決め方については「村上市、岩船市、いわふね市で住民による投票をし、その結果一番多い「市名」を法定協で決定する」という決め方を提案しました。
基本合意や確認事項の中で「住民投票方式」を必ず採用するとは決めていなかったのではないですか?
その辺の解釈の仕方もあるのですが、確認事項では「配慮し十分協議をしてもらう」となっています。
Q4.昨年9月10日と9月16日の「法定協」は新市の名称について大荒れでしたが?
A4.そうなんです。村上市長の提案に対して町村委員からは「新市名については法定協の場で決定すると合意をしてきたはずだ、今さら何を言ってる」「市長の提案は会議を混乱させるだけ」「住民投票となると議会の手続きも必要となり合併そのものを見直さなければならない」「今になってそんな勝手なことをいうのはおかしい」「理解したが提案は遅すぎる」「法定協の設立以前に提案すべきだ」「合意内容の解釈の違いである」等々、村上市長がものすごく批判を浴びたのです。
結局、村上市長が9月10日に提案した「住民投票方式」案は9月16日の「法定協」で起立採決の結果7:22で否決されました。
Q5.そのあとテレビのニュースでも流れましたが、村上市長は退席してしまったのですか?
A5.そうなんです。推測するに「このままいくと新市名は「村上市」でなくなる」という危機感からあのような行動をとったのではないでしょうか。その後の村上市長の言動についてはご承知の通りです。
Q6.昨年10月1日号の「市報」や「住民説明会」では「自立の理由」を何といっていますか?
A6.
1)6市町村合併協議会は4月26日に「法定協」を再開するときに、5市町村で確認した「基本合意」と6月30日に6市町村で確認した「合意事項」が守られてない。
2)6市町村合併協議会での話し合いは、それぞれの自治体の意見でなく「市対町村」の構図であり、それから脱却できていない。
以上2点です。
Q7.もっと簡単に言うとどういう事ですか?
A7.村上市は「町村側」が 1.「基本合意」を守らない。
2.「市対町村」の構図から脱却できない。
の理由から「自立」の道を選択します。
という事です。そしてその後村上市長は昨年11月25日の「法定協」で離脱を表明したのです。しかし、「村上市議会」の承認は無くあくまでありません。
Q8.法定協議会の「規約」はどうなっていますか?
A8.「法定協」が設置された時できた(H.15.7.30施行)規約は第20条まであり、法定協会長の任務として第8条に「会長は協議会を代表し、会務を総理する」となっています。つまり「法定協の会長は合併に関する一切の事務(第3条)を統一して管理する」立場であることが明記されています。
Q9.選挙の時、今の市長さんを支持した人の中からも「法定協」を早く再開させ合併を「特例法」の期限に間に合わせて欲しいという声が上がってますが?
A9.市民の色々な人に当たってみますと「合併に間に合わなくなって住民負担が増えるのは困る」という人が約70%位居るのではないでしょうか。
「特例法」に間に合わせるのも間に合わせないのも、ここまで来ると後は市長さんの「熱意」次第ではないでしょうか?
Q10.これまで色んなことがあり問題がこじれてしまった感もありますが?
A10.一番大切なことは「自分は100%正しくて、悪いのは相手である。相手が悪いからこのような状態になったのだ」という考えを先ず一旦捨ててもらうことが大切です。
相手の欠点(悪いところ)を見つめれば見つめるほど相手の悪いところは助長し欠点は消えません。相手を変えるには逆に善いところを認めるようにすれば良いと思います。
相手の良いところ(長所)を探し出して、それを認めてあげなくてはいけません。100%完全な善人がいないと同様に100%悪い人もそんなにはいないはずです。
Q11.なるほど、なかなか難しい「心境」ですね?
A11.村上市長さんは「己れを修め人を治める」という「修己治人」を座右の銘とし、孔子さまの「儒学」についても色々勉強されておられるようですので、「自分の心」を修めることの大切さをよく知っていると思います。
Q12.「孔子」という人は昔の中国の偉い人かと思いますが、村上市岩船郡の「法定協」を見たら何と言うでしょうね?
A12.約2500年も前の人ですから、それは無理ですが、有名な話の中に孔子さまの弟子が「先生、一生の間で一番大切な教えとは何でしょうか?」と尋ねたところ「それは思いやりの心だろう、つまり己の欲せざるところを人に施すことなかれ、という教えである」と言ったそうです。
Q13.なるほど、古今東西、歴史上尊敬される人物はすばらしいことを言っているのですね!
A13.「そんな中で」村上市岩船郡の「法定協」のリーダーの方々も自分のイヤなことは相手にってもやはりイヤなことですので相手にもっと「思いやり」をもって結果的に押しつけになるようなことは止めねばなりません。
Q14.「反省」するということでしょうか?
A14.100%完全な人はいません。お互いにまだまだ未熟なのです。トップの人は自分で気がつかないうちに「慢心」になりがちです。
是非「法定協」設置の原点に立ち返り、一日も早く「法定協」を再開し、多くの住民の人々が切望している特例法の期限内に6市町村での合併を「円滑」にまとめて頂くことを心からお願い申し上げます。(H.17.1.26)
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