---

１部　２５０ｓｏｕｌ

　リルダーナには直接攻撃（物理攻撃）が得意で、物理防御の高いユニットが多い。そのため、攻略の基本は射程距離の長い魔法攻撃でなるべくＨＰを削っておいてから近接する、ということになる。できれば近接しないに越したことは無いのだが、リアム・シトラの『魅了』も、クレイドルの『呪縛』も、最高でも４ＨＥＸの射程しかないため、イヤでも敵が接近してくるだろう。
　
　リアムの装備としては、魔法攻撃力の高い『魔雲の香薬』か『毒霧の香薬』が望ましい。できれば『オリハルコンの盾』を装備できれば完璧だが、ランダムに出現する『白銀の騎士』から３％の確率で出現するだけなので、余程気長にセーブ＆ロードを繰り返さないと、手に入らない。
　『回復の香薬』を装備する手もあるが、そうすると、またレベルアップが厳しくなるので、マップ間のショップで回復薬を優先的に購入して、リアムは攻撃を主体にした方がよいだろう。
　また、前ページの方法でリアムをレベル３０近くまでアップしておけば、攻撃力もそこそこあるため、自力で敵を倒すことが出来る。少し足りない程度なら、クレイドルの『呪縛』をかけた後、攻撃すると良い。また、気分的にも、クレリムな感じが満喫できる（笑）。

　順調にいけば、そろそろ恋愛イベントも始まるはず。
　筆者は、リルダーナマップ第２ステージ終了後に、買い物イベントが出現したぞ。
　これは、通常のショップでの買い物ではなく、クレイドルと人間の街に買い物に行くというイベントだ。見所は、耳隠しのためにターバンを付けているクレイドルが妙に可愛いとか、アンヌンでは手に入らない魔術の材料を見つけて、珍しくご機嫌なところとかあるが、何と言っても、店のオヤジと真剣に値引き交渉をする場面は爆笑もの！クレイドルファンならずとも、必見だ。
　そして、イベント終了後には、いくつかの魔術の材料が手に入ったと表示されるのだが、アイテムボックスには表示されない。ただのイベント的表示かと思いきや・・第３ステージ終了後に、クレイドルから『体力増強剤』『精神力増強剤』『回避力増強剤』が贈られる。どうやら、１ステージ分の戦闘中に調合していたらしい（笑）。しかも、リアム専用という凝りようだ。
　
　ちなみに、ナデューなら屋台の冷やかし、シトラならアクセサリー店、ロキならケーキバイキングに行くことになる。それぞれ手に入るアイテムは違うが、二股、三股は厳しいので、あまり手を拡げない方がよいだろう。

　ついに最終マップだ。フラヒス突入時に４人からメッセージがあるが・・後述するが、意外と重要なのだ。なお、筆者の場合は、クレイドル様一本釣り状態のため、この際に「世界なんか放っておいて、俺と共に行かないか」と言う趣旨の言葉を頂いた。一瞬、くらりとするものはあったのだが、ここは、断腸の思いでお断りする。ちなみに流されてしまうと、世界は混乱の渦のままだが、そんなことはお構いなく、クレイドル様と二人で闇探しの旅に出るという、ハッピーなんだかバッドなんだか解らないようなエンディングを迎えることが出来る。

　戦術の方は、ここまで来た方なら多分大丈夫だろうが、今まで以上に『各個撃破』が重要になってくる。何と言っても、天使達は回復魔法に長けている。後少しというところまで削っていても、１ターンの間にほとんどフルまで回復してくるからだ。
　それさえ気を付ければ、ここまで来られたなら、問題なし！例の御方を倒せば、ティルナティリ統一の夢（野望？）は、果たせるぞ！

　さて、ティルナティリを統一し、めでたくエンディングを迎えた。　
　ここで、条件を満たしていれば、恋愛エンドに突入だ。
　筆者の第１回目のエンドは、当然、クレイドル様を補佐に迎えての、世界の覇王（笑）なのだが、ここで、突然、暗転する。
　なんと、残り３人が謀反を起こしたのだ！
　王座を追われ、二人の逃亡劇が始まる−−いや、まあ、筆者的には、それもまた良し、という気もするが（笑）。

　そう、最高のエンドは、目当て以外の３人の好意度も重要だったのだ！
　目安は、フラヒス突入時のメッセージ。これが、しかめ面ならまずい。赤面までいかなくても良いから、３人が普通顔をしていればほぼＯＫだろう。
　なお、ちょっときついが、フラヒス突入時に３人がしかめ面でも、以降の分岐で頑張れば、エンドまでに好意度を上げることは、ぎりぎり可能。
　出来れば、それまでに、少しずつ好意度を上げておくと良いだろう。

　なお、大変に難しいが、４人共が赤面状態で、かなり好意度が高ければ、逆ハーレムエンド（筆者命名）というものもある。一度は狙ってみるのも良いだろう。