坊や〜、よいこだ、金出しな〜
     伊庭も武蔵も返り討ち〜
             ・・・テーマソングでした。

              
日本昔話     
        (あの声で読んで頂けると、馬鹿馬鹿しさ倍増です)


 むか〜し、むか〜し。あるところに、おじいさんとおじいさんが、掘ったそうな−−−ホモ(byうちの弟のネタ)

 もとい。

 むか〜し、むか〜し。あるところに、とても頭の良いおじいさんが住んでいました。
 おじいさんの名は不意礼(ふぃれ)先生と言って、近所の子供達に文字や計算を教えることで、生活していました。
 一緒に住んでいる弟子の梨亜夢(りあむ)は、先生がお金を取らずに野菜や米を授業料にしているので、ちょっと困っていました。
 先生は、学問好きなので、夜でも灯りをつけて本を読むのです。でも、油代だってバカには出来ません。
 そんなわけで、梨亜夢は、春には菜の花を育てて菜種油を絞り、他の季節には山の果物などを採ってきて、街に売りに行き、油を買ってきていました。
 辛うじて二人が食べていける程度の生活でしたが、梨亜夢は、尊敬する先生から色々なお話を聞けて、この暮らしが気に入っていました。

 ところが、ある時、不況・・もとい不作がその土地を襲いました。
 こうなると、近辺の人たちも、学問どころではありません。
 たちまち、不意礼先生と梨亜無は、食べる物にも困るようになってしまいました。
 「のぅ、梨亜無や。今日も、食事はスモモと水かのぅ・・」
 「すみません、不意礼先生・・」
 梨亜夢は一所懸命、山を駆けめぐり、果物を探したり、ウサギを捕まえたりしましたが、全国的に不作ですから、果物も大して実っていません。小動物達もやせ細っています。

 「すみません、先生にそんなことをさせて・・」
 不意礼先生も、慣れない畑仕事をやってみました。
 でも、普段何もしていない荒れた土地です。素人がちょっと掘り返したところで、種を蒔いても芽も出てきません。

 「困ったのぅ・・」
 夜、梨亜夢が疲れ切って眠っている間に、不意礼先生は、庭に出ていました。今晩は月が明るいので、畑仕事を進めてみようかと思ったのです。
 手には、慣れない鍬をふるったせいで、まめが出来ています。でも、泣き言は言えません。これ以上、梨亜夢に負担はかけられません。あまり追いつめると、梨亜夢は、自分を売りに出しそうです。

 鍬をふるいながら、不意礼先生は、
 「困った、のぅ・・あぁ、困った、困った」
 と繰り返し、繰り返し呪文のように唱えています。

 「・・・手を、貸してやろうか」
 突然、低い声がしました。
 振り返った不意礼先生の前に、黒ずくめの男が、いきなり現れました。
 「うひゃああっ」
 不意礼先生は、びっくりして、鍬を放り投げましたが、男は気にする様子もなく、淡々と繰り返しました。
 「条件によっては、手を貸してやらんでもない」
 腰を抜かしかけた不意礼先生でしたが、頭の回転は良いおじいさんです。すぐに、
 「条件、とは、何ですかいのぅ」
 と、答えました。 
 「お前の娘・・・もとい、弟子を、俺に寄こせ。そうしたら、立派な畑にしてやる」
 そう、昔話では、困った人は大抵年頃で美人の娘を持っています。
 でも、黒ずくめの男は、娘でなくても気にしない様でした。
 
 不意礼先生は、考えています。
 (昔話では、鬼や化け物に娘を差し出しても、「智恵と勇気」で何とかなるか、都合良くお坊さんが通りがかったりするしのぅ・・。ここは一つ、時間稼ぎをする手じゃな)
 
 「うむ、わかった。ただし、こちらにも条件があるんじゃ。
  まず第一に、結果を見てからでないと、梨亜夢は差し出せん。
  第二に、梨亜夢がおらんと、わしも困るのじゃ。通い婚にしてもらいたい」
 二人が住んでいる庵は、一部屋と台所です。通い婚だと、それはそれで困ったことになりそうですが、黒ずくめの男は、ふん、と言って
 「なんだ、そんなことか。・・いいだろう。結果を、楽しみにしていろ」
 さっさと姿を消してしまいました。


 翌朝、不意礼先生は、梨亜夢の歓声に起こされました。
 「うわぁっ、不意礼先生っ!先生が、畑、耕されたんですか?」
 不意礼先生も、庭に出てみました。
 すると、どうでしょう。荒れた土地が、見るからに豊かな黒土に替わり、立派に畝が出来ています。その上、1寸ばかりの芽が、一杯出ているではありませんか。
 「やることが早いのぅ・・。よっぽど溜まって・・・げほげほ」
 「不意礼先生?」
 「梨亜夢や。ちょっと、困ったことになってのぅ・・」
 
 不意礼先生は、前夜の出来事を、梨亜夢に話しました。
 梨亜夢は、黙って聞いていましたが、ちょっと顔が引きつっているようでした。
 「あのぅ・・『寄越せ』で『通い婚』って・・僕、結婚を申し込まれたんですか?それで、僕のお相手という方は、どこのどちら様なのでしょうか・・。」
 「おぉ、そう言えば、名前も聞いておらんのぅ」
 梨亜夢は、相手が師なので、突っ込むに突っ込めません。
 そんな梨亜夢を余所に、不意礼先生は、陽気に言いました。
 「ま、何とかなるじゃろう。針とひょうたんを用意するとか、強い酒で酔いつぶすとか、化身勝負を挑むとか」
 何とかならなかった場合でも、危ないのは、梨亜夢の貞操であって、不意礼先生には、実害がありません。
 でも、梨亜夢は、素直な良い子なので、そんな不意礼先生の言葉に安心したようでした。

 更に、翌朝。
 畑の芽は、すっかり育っています。しかも、季節感もなく、大根とジャガイモとキャベツと人参と等々、野菜各種が立派に成長していました。
 おまけに、庵の裏の山が一部崩れて、そこに立派な屋敷が建っていました。別宅、というより、庵の方がおまけのようです。
 
 「やる気まんまんじゃのぅ・・」
 それを見て、不意礼先生は、呟きました。
 梨亜夢は、喜々として、野菜を収穫しています。
 「えへへ、今日は、売り甲斐がありますよ!」
 「うちで食べないのかのぅ」
 「季節外れで、しかもこんなに立派な野菜ですから、きっと高く売れますよ!街で、庄屋さんに買って貰おうっと」
 そのお金で、普通に野菜を買う方が、余程儲かるのです。意外と計算高い子なのでした。

 その晩、二人は久しぶりに、おなか一杯食べました。
 
 幸せそうに、梨亜夢が外の井戸で鍋を洗っていると、脚元に影が差しました。
 見上げると、月の逆光で顔は見えないけれど、黒ずくめで長身の男が立っていました。
 「あ、貴方が、畑を耕して下さった方でしょうか?・・一日であんなに畑を耕せるなんて、どんな力持ちかと思ってました」
 「・・俺が、鍬をふるって耕した訳ではない。土に干渉して・・・まあ、いい。
  それより、聞いているだろうが、約束は果たして貰うぞ。
  ・・・来い、梨亜夢。お前は、俺のものだ」
 それを聞いて、梨亜夢の顔が赤らみます。どんな世界でも、この言葉に弱いようです。
 『強い酒』、『針千本とひょうたん』、『通りがかりの坊さん』・・そんなものは用意もしていないし、そもそも頭から消し飛んだようです。
 ぼーっと上気したまま、鍋を置いて、梨亜夢は男に手を引かれて、屋敷に連れ込まれました。

 
 残念ながら、日本昔話なので、この先は詳しいことは話せませんが・・
 あ、覗いてみたいですか?
 じゃ、ちょっとだけ・・・


 立派な日本家屋に潜入しています。皆様、お静かに・・。
 さ、指に唾をつけて、障子をそっと破ってみましょう・・。
 あ、真っ暗ですね。灯りをともす趣味は、主には無いようです。
 その代わり、音は筒抜けです。日本家屋の欠点は、防音効果がほとんど無いことですね。

 「・・成る程、『着物』というのも、たまには良い物だな・・。裾をめくるだけで・・」
 「あっ・・あん!・・いやぁ・・こんな格好・・」
 「帯はそのままで、あとは乱れているというのも、なかなか・・」
 「あぁ・・やっ!・・くぅ・・んふっ・・」
 「枕を噛むな・・声を、聞かせろ」
 「かはっ・・!あ、い・・やぁ・・そこ、いやぁ・・あぁん!」

 はい、ばれないうちに、退散しましょうね。


 翌朝、不意礼先生は、屋敷の方から、ふらふらと歩いて帰る梨亜夢を見つけて、驚きました。
 「おぉ、梨亜夢よ。昨日は、鍋だけ置いて、突然いなくなったので、心配しておったが・・夕べは、あちらに泊まってみたのかのぅ」
 「あ・・・不意礼先生・・・おはようございます・・・」
 なんだか、目が潤んで、大変色っぽいです。
 「お屋敷の寝具は、ふかふかの絹の布団で、とっても立派でした・・。とっても、素敵・・・あふ」
 あくびを噛み殺しています。『素敵で立派な布団』で寝たら、睡眠不足になるとでもいうのでしょうか。
 どう言えば良いのか困っている不意礼先生に、梨亜夢は、にっこり笑って言いました。
 「今日から、食べ物の心配はしなくて良いみたいです。お屋敷に、一杯食べ物や着る物がありましたから」
 灯り用の油が無いのが欠点だけど。でも、着物も大変高価な絹の織物です。いざとなったらそれを売ったら、油は山ほど手に入るでしょう。

 それから、しばらくは、一見平穏な日々が続きました。
 食べ物や灯りの心配をしなくても良い生活に、不意礼先生は、満足しきっていました。
 ところが、ある日、突然気付いたのです。
 (そう言えば、あの男は、どうしたのじゃったかのぅ?)
 すっかり約束のことは忘れていたのです。
 毎晩、梨亜夢が屋敷に泊まるのを、何だと思っていたのでしょう。

 そう思って気をつけてみると、梨亜夢は、なんだか、やつれていっているようです。
 問いただしてみると
 「暮土(くれど)さんは、悪くないです・・」 
 と、熱に浮かされたような目で、うっとりと手を組み合わせます。

 (これは、あれかのぅ・・。取り憑かれて生気を吸われていっているのに、誑かされていて気付いていない、というパターンかのぅ・・)
 不意礼先生は、悩みます。相手が妖怪や鬼の類では、普通では太刀打ち出来ないからです。
 そこで、不意礼先生は、梨亜夢にはばれないように、街に張り紙をしておきました。
 『徳の高い坊さんまたは法師様求む−−用件:妖怪退治』

 
 10日ほど経った頃です。庵を、見るからに気高い、気高すぎて却って胡散臭さを漂わせる白衣の男が訪ねて来ました。
 「大法師留羽(るー)である。なにやら、妖怪退治を求めておるとか」
 「おぉ、大法師様でございますか。実はワシの弟子が・・」
 不意礼先生は、留羽にかくかくしかじかと説明しました。
 「うむ、それは、妖怪の仕業に違いない。私が退治てやろう。・・退治した暁には・・くっくっくっ・・」
 何やら、胡散臭さ大爆発です。どうも梨亜夢は、大法師にまで狙われているようです。困ったものです。
 しかし、不意礼先生は、大法師様ともあろう御方がそんなことを考えているとは、露ほども気付きません。
 「なにとぞ、よろしくお願いします。御礼というほどの事は出来ませんが、この老体に出来ることであれば、何でも・・」
 「何でも、か。くっくっくっ・・」
 不意礼先生、気付いて下さい・・。


 「まずは、様子見か」
 大法師留羽様は、相手の正体を見極めようとしました。
 暮土と名乗る男は、夜しか屋敷にいないようです。朝になると姿を消すのだとか。
 そこで、留羽は見張ることにしました。

 辺りが仄明るくなった時分、屋敷から、黒ずくめの男が姿を現しました。
 術で姿を隠した留羽には気付かず、男は、山道を登っていき、突然脇に入ったかと思うと、姿を変えました。
 身の丈ほどもある大きな黒猫です。尻尾は3本あります。
 金色の瞳を光らせながら、黒猫は山へ姿を消しました。
 
 帰ってきて、留羽は、不意礼先生に、重々しく言いました。
 「確かに、あれは妖物であった。梨亜夢という弟子は、誑かされておるのだろうが、このまま放っておくと、いずれ喰い殺されるであろう・・」
 「おぉ、なんということじゃ・・なにとぞ、梨亜夢を、お助け下され・・」
 「無論。そのために、この大天使・・じゃなかった大法師留羽が来たのだからな」
 不意礼先生、感激モードです。

 そして、梨亜夢が帰ってきました。
 「あれ、不意礼先生、お客様ですか?」
 「おぉ、梨亜夢よ、この方は、大変、徳の高い大法師留羽様と仰る御方じゃ。これで、お前も・・じゃなく、あ〜、ただの通りすがりの方じゃがのぅ」
 「はぁ、大法師、留羽様、ですか・・。お会いできて、光栄です!」
 満面に笑みを浮かべた梨亜夢を、留羽様は大変楽しそうに見つめます。素知らぬ顔で、何を考えているのでしょうか。にこやかなだけに、ちょっと怖いです。
 「ふふ、素直な、良い子だ・・」
 「はぁ・・?」
 「いや、何、こちらの話」
 何か感じ取ったのか、梨亜夢は首を傾げました。でも、睡眠不足が祟って、それ以上考えが及びません。
 そこで、昼の間は、精一杯留羽をもてなしたのでした。


 翌朝。
 男が屋敷から出ていくのを、留羽が後を付いていきます。
 その姿を、梨亜夢が見つけてしまいました。
 「あれは、大法師留羽様・・。何をしてらっしゃるんだろう・・」
 そこで、留羽の後を、梨亜夢もこっそり尾けていくことにしました。

 そんなこととは露知らず、山道の真ん中で、錫杖を鳴らして、留羽はポーズを決めました。
 「おい、そこの男!正体を現せ!」
 面倒くさそうに、暮土は振り向きました。
 「・・何のことだ」
 「貴様、妖物の一種であろう!あの子供の生気を吸い取っているようだが、この大法師留羽が来たからには、そうはさせぬ!」
 「・・生気を吸った覚えはないが。(・・漢字違いの”せいき”なら散々吸ったが)」
 「では、何故、あのようにやつれているのだ!」
 「やつれて?・・あぁ、毎晩、激しすぎたか・・いつもと違うから、つい・・」
 「・・貴様、シチュエーションマニアだな!なんと、羨ましい・・もとい、許せん!成敗!」
 と、おもむろに、術を唱え始めます。
 ふん、と鼻を鳴らして、暮土も術を唱えました。

 お互いの術合戦では、徐々に留羽が押していっているようでした。それもその筈、暮土は姿を人間型にしている分、妖力を割いているのです。
 「ふん・・本性に戻るか・・」
 暮土の躰が変化しつつあった時、梨亜夢が追いついてしまいました。
 「・・・暮土さん?」
 目前で、毎夜躰を重ねていた相手が、獣に変わる姿を見て、さすがの梨亜夢も呆然と突っ立っています。
 暮土も梨亜夢の姿を認めて、慌てて姿変化を中止します。

 その隙を、留羽が見逃すはずもありません。
 力一杯吹っ飛ばされて、暮土は樹木に背中からぶち当たって、呻きました。
 留羽は得意満面です。
 (正体も見たし、あのような妖物から助けられたとなると、梨亜夢の感謝が得られることは間違いない・・。ふっ私の勝ちだ)
 「思い知ったか、妖物めが!」
 錫杖で凛と指し、ポーズを決めて振り返った留羽の目に映ったのは、石を抱え上げた梨亜夢でした。

 「暮土さんに、何、するんですか〜!!!」
 
 額を思い切り打たれて、留羽は笑顔のまま、気絶しました。術者というのは、案外、接近戦には弱いものです。

 倒れた留羽は無視して、梨亜夢は暮土の元に駆け寄りました。
 「暮土さん、暮土さん!しっかりして下さい!」
 今の暮土は、人間とも獣ともつかない中途半端な姿です。でも、梨亜夢には、そんな些細なことは目に入っていません。
 「・・・梨亜夢か・・・。この俺の姿を見て、怯えないのか」
 「え?姿?・・あっ血が出てますっ!早く手当しないと・・・。
  ふぇ〜ん、ごめんなさい、暮土さん。多分、不意礼先生があの大法師様を呼んだんだと思います・・。
  もうっ、先生ったらひどいよ!暮土さんに助けて貰ったのに!!」
 心配したり、泣いたり、怒ったり、いろいろと忙しい子供です。
 暮土は身を起こして、人間型をとりました。心配そうに着物の袖で傷口を拭こうとする梨亜夢の顎に手を掛け、上向かせました。
 「俺の手を、取るのか。・・・あの男を捨てて」
 梨亜夢は、少しだけ首を傾げて、暮土を見つめます。
 数秒後、こっくりと頷いて、暮土にしがみつきました。
 「はい・・連れていって下さい、暮土さん・・」
 「・・・馬鹿な子供だ、お前は」

 やがて、黒い獣と、その背に乗った子供は、山の中へと消えていきました。

 不意礼先生も、立派な屋敷を手に入れ、調度品や着物を売って、食べ物や油の心配をすることなく、思う存分、学問に励むことが出来ました。

      めでたし、めでたし。





      あとがき

 留羽「ちょっと待て!私は、何のために出てきたのだ!」
       そんなこと言われても・・クレ×リアムが基本だし。アドルにしようかとも思ったけど、漢字がいまいちで(笑)、留羽様の方がいいかな〜と・・。
 不意礼「ワシは、何だか『賢者』というよりジジィ口調じゃのぅ・・」
       井上さんじゃなく、昔話のおじいさんの声イメージが流れてたんです。ちなみに暮土さんには昔話の女性の方の声が付いてました(いや、化け物の類は、女性がやってることの方が多くない?)
 暮土「・・俺は、結構、この世界は悪くない」
       え?お気に召しました?
 暮土「日本家屋、と言うのか。屋敷の一部を改造してみても良い。・・両脇がスライド式の入り口(障子や襖か?)だと、柱が孤立しているし、屋根の梁も便利だった」
       便利、ですか・・一体何に便利だったんだろう・・
 暮土「・・縄を縛るのに」
       ・・・あ、そういうプレイしてたんですね・・やつれる訳だ・・。
 梨亜夢「えぇ、大変でした。もう、クレイドル・・もとい、暮土さんったら、暮土さんったら、暮土さんったら(照)!
      おまけに、この後も大変だったんですよぉ?もうっ、舌はざらざらで痛いし、僕の躰、引っ掻き傷だらけだし」
 暮土「くっくっくっ、よもや自分自身で獣×ができるとは・・(悦)」
       ・・・・・・お幸せに〜・・・・・・       
 
  なお、今回のテーマは「異類婚姻たん(漢字が出ない・・)で幸せになろうよ」でした。どうして、昔話では、蛇だの鬼だのと契約して助けて貰っておきながら、智恵や力ずくで切り抜けるんだろうか、といつも思います。たとえ相手が蛇の化身とかでも、惚れられて結婚申し込まれてるんだからさ〜、幸せに暮らしてもいいよね〜。
 当初、暮土さんは、蛇の化身にしようかとも思いましたが、蛇=名出(なでゅー)さんって気がしたので、猫にしてみました。



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