2009年1月1日(金) 初詣一人ツーリング
自宅さいたま〜国道16号〜国道6号〜牛久大仏〜白帆の湯〜霞ヶ浦一周〜国道354号〜16号〜自宅

民放テレビで世界一大きな大仏というのを紹介していた。私はてっきり奈良の大仏が一番大きなものだと思っておりました。
相当大きいらしいけれど、この目で見てみなくては。と11月くらいから考えておりました。
面白半分にツーリングに丁度いいだろう!と初詣をかねて出発になりました。
近づくにつれて大きなものが見えてきたのですが・・・。↓



分かりますでしょうか?
あまりに大きく、上のほうと下のほうで温度が違うんではないかと心配してしまいます。
大きさの規模がまるで漫画のようです。



大きいので顔や体がゆがんで見えるのではないかと思っていたのですが、
見た感じ普通の大きさの仏像と縦横の比率は変わらないんですよね。
その寸分のクルイもない大きな仏像がそこに「ある」というのがずっと見ていると不思議な気持ちになってきます。
ちなみに大きさは高さ120メートル。奈良の大仏様の10倍弱あります。
着物のすそはまるでダムです(汗)
浄土真宗の東本願寺の由緒あるお寺のようです。
今年もいい仕事ができますように。バイクが安全に運転できますように。(合掌)

帰るにはまだ早い時間だったので霞ヶ浦をトコトコ周っていくことにしました。

見通しのきく湖畔はバイクにもってこいです。
海水と違って寒空に小さなさざなみをうっているところに何か風情を感じてしまいます。いい正月になった!

今日の走行距離250km 燃費30km/l 



2009/3/6(金) 買い物 ライコランドand2りんかん

今まで着ていた、ドライバースタンドオリジナルブランド Motor Head DR20000 というライディングジャケットが安かったせいか当初より大分防水能力が落ちてきていました。エバニュー製の透湿防水ジャケット用撥水剤を温水に混ぜて洗濯機するも全然はじいてくれません。(相性があるのでしょう) 厳密に言えば生地の表面ではなく内側に防水フィルムがあって中に水は浸入していないのかもしれません。それこそ買ったときは雨でも「雨雨フレフレかあさんが〜♪ぴちぴちチャプチャプらんらんらん♪」と余裕でいたのですが、「バイク用の防水ジャケットは無敵」と信じていました、最近びしょ濡れな気がするのです。そのびしょ濡れなジャケットで雨の高速なんぞを快走すると「ひいいぃぃ〜!」と叫びたくなるほど寒いです。
バイクのジャケットは無敵だからどこへでも行ってやる。雨でもみぞれでもドンと来い。と思っていた私は間違いでした。雨だと15分くらいのところへ行くのにも躊躇してしまいます。「いーなースクリーンの大きなビックスクーターって」と弱気な言葉が最近もれますね。
もうウインターシーズンもおわりだし、在庫処分のウインタージャケットでも見に行こう。とまずはライコへ。
そして2りんかんへ。格安品発見!ヒットエアーの販売促進用ビデオに引き込まれる。

ヒットエアーは効果の程はわかりません。正直。あるいは一生膨らませることはないかもしれません。
しかしその品質。アイディア商品としては、いえいえ普通のジャケット以上にしっかりと作られていますし、着心地もいいです。デザインもいいです。エアバックのチューブがたたまれて入っていて適度な厚みで暖かいです。雑に作ってあるようなところがありません。
また何よりその会社の姿勢。ヒットエアーブランドで普通のジャケットの中に着られるような汎用品で胸部背中のプロテクターを安価で販売しています。安全を普及させようという気持ちが感じられます。また年々新しい型が出てくるのも特殊なものを扱う殿様商売にならずにきちんと市場に参加している感じがします。
釣り用のライフジャケットが1回ボンベを開けたらメーカーに再セットしてもらわなければならないのに、ヒットエアーは特別なたたみ方を必要とせず、カートリッジを取り替えるだけで再度使える、これも超ロングツーリングに使える。

店員さんに色々質問したところ、体験用のヒットエアーベストをやらせてもらうことに。
緊急ブレーキ回避にしろ、発炎筒にしろ、110番にしろ、やっぱり訓練してみないことにはものにならない。
「あの。やっぱすごい衝撃ですかね?」
「0.5秒で作動します」
「はあ・・・。こう、衝撃でひっくり返ったりしないですかね?」
「まあ、作動するときは必要なときですから・・・。じゃどうぞ。」
「・・・」
「どうぞ。・・・どうぞ。」
「うーん」(弱いちからで引っ張ってみる)
「さあ思い切って。」

バイク用品売り場の片隅でスキンヘッドの店員と大男の客がびびりながらヒットエアーとにらめっこしている姿を想像していただきたい。(笑)

「それ!」
ブチュ!
なーんだ。衝撃はなし。

「ホッ・・・。実はうちこれやるのお客さんが初めてなんですよ。」・・・それを早く言ってくれ。(汗)


通常価格43000円を28500円で購入。(2シーズン型落ちなのです)

骨折や打撲は自分は痛いだけですが、家族や同僚が心配するのは計り知れない大きさです。
怪我の直後の心的ダメージもあとを引きずるかもしれません。
「やっぱりバイクは危ない乗り物だ。」そういう風に片付けられたくありません。
もっと安全に、もっと沢山の人にバイクが普及して欲しいと願ってやみません。

今までのジャケットに使用していた胸部プロテクターです。白バイ隊員の使用しているものと同じモデルです。
全国の白バイが着用義務。シートベルトと同じように習慣化したいものです。
背中の部分は最初から内装されている発泡スチロール製のものよりも強度がありそうです。
埼玉県警の2輪講習会ではわずか1年足らずの間にライダーの8割くらいがすでに購入。大型ツアラー、レプリカに乗る人達の意識は高いようですね。

09/03/12(木)お知らせ 

私は、前々から大型二輪への移行を公言しており、皆さんに意見を求めたりツーリングの想像をしたりしておりました。
しかしながら今、新しい職場での仕事の量が安定せず、大型二輪の購入維持が難しい状況にあります。
現在のこの仕事でのウイークポイントをチャンスとしてとらえ、さらなる資格取得、語学の勉強等スキルアップに力を注ぎたいと考えております。バイクは現在のVTR250で走り続けたいと思います。大変おさわがせしました。
ストレートスピードこそ伸びませんがトータルバランスのよさを生かしてアベレージスピードを高めに走ろうと考えております。マスツーリングではご迷惑をおかけするかもしれませんが、「速くはないけど、遅くない」スピードで走ります!
今後ともよろしくお願いします。

09/03/16(月) STS-119 打ち上げ 衛星中継見学 チョイツーリング

急な仕事の休みになってしまい、何しよう?
で、今日はわれらがさいたま市の宇宙飛行士 若田光一 長期滞在ミッションスペシャリストのスペースシャトル打ち上げ日。
埼玉県比企郡鳩山町にあります、JAXA地球観測センターにライブ映像を見に行きました。

こんなパラボラアンテナがあったり
こんなのもあります。

こんな感じです。

解説をしてくれた星出宇宙飛行士。私結構好きです。元気一杯で。
ア「どうですか星出さん。宇宙に行ってみて、宇宙は遠いですか?」
星「そんなに距離っていうものは感じないっすね。」

ア「宇宙飛行士というのは発射2時間前から乗り込んで、いま中はどういう状況なんですか?」
星「えーとまー。特にやることもないですから、冗談言い合ったり、ウトウトしてたりします。」
…高校の自習の授業じゃないっすか!

発射は特に変わったこともなく、中学生の頃に見たしびれる様な感動はしなかったです。
星出飛行士の解説に然り、宇宙が身近になってきたのかもしれません。

ずーっとみてたんですが、発射台からあがるところはよく見ますが、よく見ていると補助ロケットブースターが外れる一歩手前くらいのときってグオオオオオ!!!て物凄い速度が出ているのですね。炎の動き方で分かりました。

で、宇宙ステーションにすぐたどり着くのかと思っていたら、軌道に乗ってから半径を大きくしてスピードを落として1日半かけてたどり着くそうです。宇宙ステーションも知らない間にどんどん大きくなっていたのですね。

今回のフライトでこういう風に完成するそうです。
3ヶ月間こもりっきりで沢山実験をする、モチベーションを維持する若田さんはすごいですね。

09/03/21(土) TWINPULSEさん 伊豆ツーリング
沼津〜海岸線〜西伊豆スカイライン〜伊豆スカイライン(解散)〜小田原厚木道路〜東名〜自宅
今年本格的な初めてのツーリング。



天気は快晴。
今回はメンバーさんの新規導入のBMW F800GSの話題でもちきりに。

カタログでみるよりもずいぶんと大きいなあという感じです。
日本国内で使うのならR1200GSよりもまさにジャストサイズという大きさです。
加速も必要十分でリッタークラスに引けをとりません。
ただ、しいて言えば車高が高い分コーナー脱出時の動きがオフ車っぽいなと。オフ車ですけど。

今回のツーリングは今年初ということもあってか、物凄く疲れてしまいました。
スピードがガンガン速く走れるかと思ったら、変にはらんで回転が落ちてしまったり。
小手先のテクニックにとらわれず初めから終わりまでいいペースで走れるようになりたいです。

四川料理ネムさんでのチャーハンとてもおいしかったです。
うわさもおいしい、ほんとにおいしい。ごま油が良いものを使っていると読みました。

帰りの東名は渋滞渋滞。これは車幅が小さいほうがいいですね。。。

走行距離460km平均燃費25km/L

4/16 .17. 18 お米・酒蔵ツーリング〜新潟、山形〜

感想を一言で申しますと
新潟の人達、「自然体」でした。
道路のスピード、親切な人達、着ている洋服、食べ物、町の香り、
そういうものが、あるべきようにある。

さいたまから程遠い場所にある地方都市。
はじめはその土地の空気になじめるかどうか、方言がちゃんとわかるかどうか・・・
少し構えていたのですが、実に自然に私の心に入ってきました。

では写真を交えてご紹介しましょう

木曜日 会社が終わってすぐ準備
20時30分 魚沼市に向けて出発です。

六日町IC降りてすぐの漫画喫茶に宿泊です。
関越 谷川岳〜越後湯沢付近 気温が低くて震えるようでした。
少しペースを上げれば前走者に追いつきますが、もう赤城高原を過ぎたアタリからミラーには車が写りません。
また100KM以上の間ガソリンスタンドがありません。(ええ!です)
行かれる際はスタンドのあるSAを事前によく確認されていってください。



入会金 利用料を含めて 9時間 1500円でした。(旅のお供に最適ですね)

夕食 おにぎり2個 朝食バターロール2個 のセルフサービスつきです。
朝食のパンとフリードリンクのポタージュスープを食べていると無料でセレブな気分に浸れます。(笑)
またインターネットを利用して天気予報、飲食店等の情報収集にもってこいです。
さらに300円追加でシャワールームが利用できます。

翌日
あまりぐっすり眠れたわけではないが、テントで寒い思いをするよりはマシと言い聞かせ、眠たい目をこする。ここまで来たら後はゆっくりトコトコと景色を見ながら新潟へ向かおう。


水がグリーン。新潟に来て感じたことはどこも水がグリーン。
宝石のような上品で落ち着いた色は自然で引き込まれるような美しさ。

家がどこも「木」で作られている。(外壁も含めて)
信号機も積雪の対策で縦。
ああ、本当に来てしまったんだ。と実感が少しずつ湧いてくる。

八海山酒造
会社の人に言わせれば八海山が「うまい、うまい」という。
やはり埼玉の酒はかなわないのか・・・と思いつつ通ってみる。
普通。普通の中小企業といった感じです。
言われなければそのまま通り過ぎてしまうかもしれません。
ほっとした様な、奥深さを垣間見たような、そういう「自然さ」がおいしさの秘密なのかもしれません。

そのまま北上し、魚沼市に入る。
「ウオヌマサンコシヒカリ」という誰もが崇拝するその土地とはいかなるものかこの目で見てみたかったのです。
先ほどのグリーンの川の水がやはりめぐっていて、空気が少し冷えている、近くの山にはいつも雲がかかっている・・・
そんな凛とした空気の場所でした。
関東で言うなら野辺山産「高原レタス」の雰囲気に似ています。
でもこう「関係者以外立ち入り禁止」とか、そのお米の栽培されているところに有刺鉄線が張り巡らされているとか、そういう私の想像は杞憂でした。
きわめて自然に「ああ、ここで作ったらおいしくなるかもな。」と思うのです。


さらに北上し渋川へ向かいます。
2両編成のディーゼル車。すんごいゆっくりです。
新潟にきて、思ったのは、
線路の際スレスレ、あるいはまたいだりして、農家のおばあさんが畑仕事をしているんですよね。
都会の感覚ではありえない光景ですけど、運転手さん、ツーリング姿の私を見てにこやかに笑ってくれました。
こういうところで運転手やるのもよさそうだな〜。なんて。

渋川から時間つぶしに只見方面のダムに行ってみる。水がきれいだから山はもっときれいだろうと。
「・・・なんて。きれいな・・・。」と思わず口にしてしまいました。
写真の下半分は反射している水面ですからね〜。
あたりは本当に静かで、耳がキーンという音がするような感覚でした。

奥に進んでみるも、「冬季全面通行止め」の看板。耕運機のおじいさんに「いけるよ。」と言われて行ってみるも、やはり其の奥は除雪作業真っ只中でした。

渋川への復路途中できのこそばを頂く。
予想通りのおいしさでした。
山菜の味が豊かでした。・・・缶詰の場合、山菜くさい匂いがして味はどれも同じ。
ここは、一つ一つの山菜がとても季節の訪れを感じさせ、「こういう味もするのか」というようなまったりとした味わいがありました。こんにゃくも手作りで本当においしいものでした。
・・・というか、水もきれいで、自然が沢山残っていて、山と人が共存して。
これ以上の山菜は他にないでしょう!
おそばも手打ちで太さの違うものもあって、要するにすべて人の手で作ったものです。本来お客に郷土料理をご馳走するというのはこういう精神が本物ではないでしょうか?

他にも豆、キノコ、酒、味噌、等々が本当に農家の方がプライドを持って作られているな。というのをひしひしと感じました。
なんでもより良い農業をやるために他から移り住んできてご高齢になってもまだ現役というのですから驚きです。
田舎の人といっても、もともと都会の人って結構いますよ!


田んぼはこれだけ広いのにところ狭しと敷き詰められています。
山と田んぼ、どこまでいっても本当にたくさんあります。新潟市に向かいます。

地方道1号線を通って新潟に向かいます。
この付近が一番新潟の水田の多いところではないでしょうか(航空写真で見る限り)
でも、なんか大型ショッピングモールやビデオ屋などがない昔の埼玉県ってこんな感じですよね。
大きな新潟県庁や、スタジアムがだんだんだんだん、近づいてくるんですよ。
「わーい街だ街だ。」と心躍ってしまいました。(しばらく寒い峠ばっかりでしたから)

新潟市を通り越してそのまま日本海へ!
あったか〜い。海って。
みかんをほおばるといい気持ち。このまま横になりたいな。・・・ん?

ここって結構(いやドンぴしゃり)危ないところじゃない?
朝鮮半島は見えないけど。ここだったのか・・・。

2年前、銀座を通った際横田めぐみさんのお母さんが参議院選挙の際拉致問題を取り上げて欲しいと演説なさっていました。(本当に私から1〜2メートルの距離で)こんなに遠くから東京まで出向いてらしたのですね。
頭の中で理屈で分かっていたことが現実と対比して私の頭の回路がつながっていくようです。

佐渡汽船の船の写真を撮ろうと思ったのですがあいにく入港していない状態でした。
近くに↓


おおっ。
またもや沿岸警備に関する海上保安庁の船ですね。
いや・・・ここまでシビアに配備されているとは。
たしか私の学生時代佐渡に渡ったときは2艘もなかったはず。
特に下側の船は35ノット出る船で高速追尾が可能の船。
船首にある大砲は5インチ砲といって小型船なら木っ端微塵に破壊してしまう力がある。(水が出るわけではありません)
不審船を撃沈させたのも・・・おそらくこの船でしょう。

※訂正 工作船事件を教訓に開発された第九管区 高速巡視船 ひだ と分かりました。
40ミリ単装機銃一基、遠隔操作式20ミリ多銃身機銃一基 特殊警備隊のプラットフォームとして配備
三菱重工製 軽合金船1800トン ディーゼル4基 出力・航続距離・人員 非公開     2009/6
 

西にバイクを走らせ、すいばらというところの越後桜酒造を見学させていただき、非常に親身な対応でありがたかったです。搾りたて原酒と甘酒を購入しました。蔵の社員さんに説明をいただき、村杉温泉までいくことに。


入浴料250円!

ほんとに旅館が立ち並ぶ中にある公衆浴場です。
地元の人達がいっぱい。「家族に乾杯」とかでとりあげそうな雰囲気ですね。
いい湯でした。温度が高めであまり匂いはないですがよくあったまりました。

宿付近の川からもうすぐ日が落ちるところです。
こういういい景色がどこでも普通にみれます。


おみやげに買ったお酒たちです。
このサイズなら手軽に買えますよ。
では、おやすみなさい。

3日目

泡の湯温泉にむけて快走する。
両側に山を見てどんどん奥に進む(もう山形県)中高速コーナーの連続15kmくらいで気持ちの良い道です。
また、川の水がグリーン。

ここ、かなり秘湯です。
新潟ナンバーのくるまばかりでしたね。大宮ナンバーなんてそうとう珍しいでしょうね。

色は濃い茶色。鉄のかおりがかなり強くします。ぬるめで長く入ります。
相当山奥なので熊がいるようです。写真に毛皮にして猟師さんが写っていました。

国道に出て小国という町に寄ってみました。いい感じの和菓子屋さんがあったので立ち寄ってみる。
埼玉から来たことを告げると女将さん「遠かったでしょう?色々周っているの?」と親身に話してくれました。
草だんごを買ったのですが、見ず知らずの私に本当によくしてくれ、写真のようにお茶、桜饅頭、バターどら焼きをもたせてくれました。「事故には気をつけてね」と・・・。
私はうれしくてマジ泣きそうになりました。予想以上によくしてくれる現地の人達、またその未知の領域への旅行を企画実行した私の達成感、何十年何百年と変わっていないであろう景色。
絵本のなかの山を越え谷を超え、というお話のようなことを本当にやっている自分がここにいる。といった具合に。
小国 角松屋 さんの草だんご 本当におすすめです。よもぎのかおりが鮮烈で味覚嗅覚に訴えかけてきます。


日本海へ向かう途中、イチゴ農家があったので購入。
「越後姫」という新品種です。新潟ではテレビでもラジオでもこの品種を盛んに取り上げています。
また、水田の仕事がない時期は農家の方がイチゴ栽培、酒蔵へ出稼ぎ、道路工事等々をやって生計を立てているそうです。ですから新潟のイチゴはもう99%越後姫だと思っていいようです。
まず姫は
 大きさがでかい。
 甘い。
 水分が豊富である。
 やわらかい。
東京ではまだ一部の高級果物店でしか取り扱いがないそうですが、そこはツアラーの特権がぶりと頂きました。
マンゴーや桃のように「いまどき」の甘い果物だと皆言ってます。
たしかに酸味が抑えられ、女性や子供にヒットしそうな感じです。


この高台に乗せた不思議な栽培方法。
葉を大きく茂らせず、実を大きくするするために考え出されたものです。
日夜進歩する農法、本当に新潟の人は農業に熱心です。


再度日本海に出てさらに北上します。

新潟県山北町(さんほくまち)にて岩牡蠣を頂くことにしました。ずっと節約節約できたものですから、こういう機会においしいものをたべても良いだろうとおもいまして。新潟市内に住むような中高年夫婦が結構きてましたね。普段着で。
なんかその光景にぐっとくるものがありました。お年を召した方でも、少年のような気持ちで奥さんと一緒に海を見にきたんでしょうね。ここら辺のひとは齢を召しているとか若いとか、あんまり関係ないんじゃないでしょうか。
あくの強い、いやらしい、ぎらぎらした、薄汚い・・・そういうものが感じないんです。ごくごく自然体でいらっしゃいました。

ごめんなさいね〜。牡蠣おいしかったんですよ。
まず磯臭さがない。(意外?)
ホタテや赤貝と同じように淡白でこりこりしたおいしさだったのです。
ひだひだが小さく、身の部分が肉厚。
海の「幸」っていいますけど、本当に幸せになれますよ。
干物も実際にベランダで日に当てている。関東のは「デモンストレーション」で海外からもってきたやつだったりしたもので・・・。(汗)


ま、この海ならなんでもおいしいわけですね。

道の駅あつみで折り返し、中条ICより自宅まで一気に高速で帰途につく。
VTR250 本当によく走ってくれてすばらしい。
ただ高速を乗っていて思ったこと。

ひざが疲れる

1時間以上も乗っていると、折り曲げたひざが本当に痛くなってくる。もうおかしくなって割れるんじゃないか?ってくらい。
長距離ツアラーバイクに必要な要素、ヒザの折れ曲がり角度。重要です。
見た感じ
R1200STはスポーティーで結構曲げる。
R1100RSなんかはいいなあと思いましたね。

3日間の走行距離 1051km 平均燃費27km/L

4月29日(祝)埼玉県警察 埼玉県二輪協会 グッドライダーミーティング

CB1300P!
小隊長さん、交通安全課課長補佐さん、の許可を得まして、新型の白バイにまたがりました。
御厚意ありがとうございます。
ピッカピカの新車で、近寄ると新しいパソコンの封を開けたときのような匂いがしました。
(まだ埼玉県警察に2台しか配備されていないお宝です。)

いままでのVFR800Pの動きがチョコマカチョコマカ忙しく飛び回る小鳥だったとたとえるなら
これは白鳥です!旋回が優雅で美しく、スロットル操作が少しだけですーーーっと加速していく感じ。

好き。好き。このバイク。マフラーが跳ね上がってなくパニアケースを取り付けられるスペースがあります。
こういう仕様で市販してくれないですかね〜。

またがった感想。普通です。すごく普通。
ドリャリャリャリャ・・・というVFRのエンジン音に比べると疲労も少なくすむかもしれません。
隼やZZR等のリッターオーバー車が走り回る昨今、無難な選択なのでしょう。

今回のGミーティングで思ったこと。
安全に対する意識が物凄く高くなり、ほぼ100%の出席者が肩肘プロテクター+胸部プロテクターを着用していること。
警察のお偉い人達が本気で埼玉県の事故死傷者数を0人にしたいと努力していること。
ミーティングを通して安全の輪が少しずつ広がってきていること。

どうやら2輪事故はバイクに乗るシーズンになると急激に増えるらしい。
普段乗ってない人がどこからともなく出てきて、調子に乗って不正な走り方をして死んでしまうらしい。
警察官は異口同音に「こういうところに来る皆さんは大丈夫なんですよ。」と言う。
SNELL規格ヘルメット、SIDIのブーツ、肩肘プロテクター、胸部プロテクター。当たり前に装着しているこれらも
全くの普段着でジーパンとTシャツ一枚でデッキシューズで信号ダッシュをやる輩が街にはあふれている。
またそういうラフなことがカッコいいというようなふざけたファッションも横行している。

「君らのおかげでイメージが悪くなるばかりか事故渋滞の原因になるんだよ。」と声を大にして言いたい。
速いコーナリングとか特殊な技術なんていうものより安全運転のほうがずっと格好いいこと。
白バイ隊員も警察官も、普段はカラフルなバイクにまたがって楽しんでいるのですから。
同じライダー同士、モチベーションを高くして、良いバイクライフにしましょう!

講習はいつもどおり。
8の字、レムニー等転倒若しくは立ちゴケしてしまう要素のある課題はほとんどバイクをひらりと返したときに
顔もサッと次のパイロン、2つ先のパイロンを見ることによって安定することがわかりました。

コーススラロームにおいては自己流になってしまっているコーナリングに注意されました。
ブレーキで突っ込んでしまっていて、うまく旋回に持ち込めていないということです。
ブレーキを我慢して奥にとるのではなく、今よりも早めにブレーキをかけ始め旋回できるようにリリースしていく
合わせていく。ということ。
これホンダのスクールでも注意されたんですよね。ガンガン攻めるぜという気合の反面、
コーナーの奥のほうまで直線的な制動が残ってしまい、切り替えしのときにグワンというお釣がきてしまうのです。
忙しい割りに速くない走りなんです。優雅に白鳥のように走りたいです。・・・なかなかそうできないんですけど。

追尾している相手が明らかにオーバースペックのマシンを操っていたら、どうするのか?
って思うことありません?
スーパースポーツフルパワー仕様でそこそこ腕のあるライダーなら白バイなど振り切ってしまうでしょう?
その答えは、
「逃げる奴はあきらめるまで絶対に追いかけ続ける」だそうです。

2009/5/17
タイヤショップウルフ タイヤ交換


まともに買うとラジアルタイヤで5万円かかってしまう。

どうしたものか・・・。

都内の格安店にみなさんは行っているようだけど、「慣れてる人じゃないとよしたほうがよいのでは・・・。」
と一歩を踏み出せずにいました。
しかし、そんなことを言ってられるほどお金は充分にない。
「ま、やってみないことには。はじまんない。」と行って見ることに。

世界GPライダーの北野元さんのお店。よくわからないけど知識ある人だろう・・・。と思っていました。
が!「あの人だ〜!」と思い出しました。
NISMOフェスティバルで星野さんや長谷見さんクニさんとともにグループCカーを走らせていた人だ!



都内254号線のはたで、小さく営業しているお店。
北野元 選手がやっているなんて知らなければ分からないですね。


2分山をのこして交換。VTRに買ったらついてくるEXEDRA G601というバイアスタイヤ。
12000`走行。
他のお客さんと比較して、「あ、オレ結構使い込んでいたのね。」と思う。

予定としては

MS・BELTスポーツサクトを採用(リア)。ドライ&ウェット性能をフルに引き出すオールラウンド・スポーツラジアル。街乗りをはじめ、ツーリングやワインディング走行で、高い運動性能と、コストパフォーマンスを求めるお客様に。


これをつけるつもりでいたのですが、

「このタイヤ結構四角いですよ。乗り心地、旋回性からも丸いもののほうがいいですよ。」と店員さん
では・・・とダンロップの



                  

これをチョイス。どうあれ天下のブリヂストンというのは4輪のタイヤでもよく分かっていたし、
レースの世界でダンロップを使うチームというのはワークス本命チームではなかなかない。
ただ、今までの経験上タイヤ屋さんが「これいいですよ〜」というものはBSでなくてもいいものに当たるときが多い。
吉と出るかどうかはもう神任せだ!

「BT-92は、発売から大分経っていますし、タイヤは毎年進化してますからね、最新のものが良いんですよ。」と

センタースタンドがないしどうやるのかな?と思ったのですが、
サイドスタンドとマフラーにジャッキをかませた状態で、ヒョイと手際よく交換。
専門職だな〜と感動しました。
ピットは本当にタイヤを交換するだけのもの。店はタイヤが所狭しと積まれている。


おおっ。ウチの遅いバイクがスポーツバイクに見える・・・。

交換時間は15分ちょい。
タイヤ代工賃コミで29200円。安すぎる。
「都内でもこれだけ安く買えるところはそうないですよ。」と北野さん。
「最初はよく慣らしてください。・・・いいタイヤを選びましたね。」
北野さん直々にアドバイスを頂き、「ウレシいっす!」(ザブングル風)

走り出した感触は「柔らかい!」と思った。
バイアスからラジアルへ軽量化されて結構ドタバタするような昔のチューニングカーのような動きが出る
かと思ったが、意外。高速になっても安定している。シューーーッて加速していくかんじ。
80キロ超えるとG601はグラグラするようなあわただしさがあったが、これは終始安定している。
100キロ出しても全然怖くない。
本当にいい買い物をしました。

2009/5/31 6/1 金沢、大樋焼見学ツーリング

TWIN PULSEのツーリングが雨で中止になってしまい、走りたい病が抑えきれずずぶぬれ覚悟で
(厳密に言えば雨雲をよけるコース設定)で金沢に行きました。

自宅
環八
中央高速 
松本IC
国道158号線 安房峠 
国道471号線 
岐阜県神岡町 経由
国道41号線
富山 経由
氷見市 経由
金沢着

このコース設定、飛騨山脈が邪魔をして松本から高速で行くと遠回りしなくてはいけません。
山の中をただ一本国道が貫いているのです。

自分としてはどうしても超えてみたい峠で、ひょっとしたら水戸黄門だとかお侍さんとかが命がけの覚悟
で通ったんじゃないか?って勝手な想像をしていたんです。 

でもそれは空想で、盗賊も小粋な茶屋もありませんでした。
飛騨は富山へ向かう海上コンテナ、上高地を走る観光バス、でいっぱいで全体的なペースが激オソでした。
僕の嫌いな観光地ムードで、マークUおじさん多数、紫メッシュおばさん多数、
道の駅にはひずんだ音でJ-POPが流れている。・・・だめだ、こりゃ。

富山へ抜けてもいまいちパッとしなく、重金属の鉱山があり、なんだか体に良くなさそうな雰囲気。
運転マナーも悪く、追越をかけようと加速すると一緒に加速して邪魔されたり、
駐車場の車一台分のところに停めておいたら線をまたいで無理やり車が駐車されたり、
しかも、靴のなかはずぶぬれ(防水なんですけどね〜)、ポケットの中に入れておいたデジカメはイカレル、
こりゃーだめか〜〜??と半ばあきらめムードで石川県に入る。


氷見市の道の駅でまたも岩ガキを食べる

季節的にあったかいからもうシーズンじゃないのかな。と思うけど
おなかを壊す覚悟で食す。
「。。。うまい・・・。ぶったまげるくらいうまい。」
と調子こいて2個食べてしまいました。
とんびがえさを狙っているので外はかなり怖いです。
マーヴェリック真っ青のローパスで人に近寄ってきます。

今回の本命、金沢市の焼き物の見学です。


個人所有の美術館らしく、結構お高い雰囲気
各界の著名人が訪れるらしく、汚れたライダーにはちょっと。って感じ。
でも作品のもつ奥深い、輝きはこの目に焼き付けましたよ!

安い宿が閉館になっており、駅周辺のビジネスホテルを確保。
狭い。普通に都市のビル。
今回のツーリングはちょっと不発か〜???
そーゆうこともある。と就寝。

翌朝早く同じ道を帰るのもつまらないなあ。としばし考える。
戸隠のほうへ回ろうか?県道は貫いている線はないし、国道はまたペース遅いだろうなあ。

せっかくここへ来たのだから、普段できないことをしたい。
能登半島をいけるとこまで行って、時間をつぶそう!


金沢市の田園風景。富山と違って少しいい雰囲気になってきました。

天高く築かれた立派な屋根。お代官様がいそうな雰囲気。
また屋根のかわらがどこへ行ってもツヤのある立派なものです。

海と田園。いい絵です。

きれいな空、緑、道路。
望郷を思わせる、少年の心に帰らせてくれるような風景でした。

で、結局輪島まで行ってきてしまいました。(笑)・・・よく走るなあ自分。すごい遠いんですよ。

輪島漆器を見てきました。(芸術だなあ)
一流品と素人の作ったもの。
違いはツヤと感じました。
ヤマハのバイオリンとストラディバリウスのバイオリンの違いっていうと分かりやすいですかね。
写真を取れなかったのが残念です。

能登半島東側の海です。このグラデーション。最高です。
いろいろな表情が海にはあるものですね。

海が見えるドライブインで海鮮丼!

840円なり。

この透明感。まるで楽園です。

新聞で、カメラマンが佐渡の自然はアフリカの自然よりもすごいとか言ってたような覚えがあります。
本当に自然が多く、「雑草の生え方が適当だけど美しい」って思ったんです。
日本家屋の形さえなければ、ユーラシア大陸のロシアだとかチェコだとかと言っても通用しそうな気がします。

氷見市の海水浴場です。・・・ここまで海に遊びにくるのはつわものだろうなあ。

おまけ

雨でびしょ濡れになった革のグローブが乾かず不快のため
街の南海部品で購入したメッシュグローブ。
デイトナ ヘンリービギンズのブランドですが
やけにしっくりきて気に入ってます。

飛騨山脈はもう通過地点と思って景色を楽しむわけでもなく、飛ばす。
追い越しかけまくる。
ここで事故したらたいへんだなあ と思っていたのですが「ノってしまう」と結構飛ばしても
全然こける気がしないんですね。

松本ICから自宅へ一直線!
やっぱり250ccはうるさい。グラグラする。某ボクサーエンジンのバイクがいいなあ。

2日間の走行距離
1147km