ローテーターコントローラの照明の改造

改造の
きっかけ
私の持っているローテーターはエモテーターの502SAです。結構一般的なものなので多くのハムが使っていると思います。
このコントローラのバックライト照明が切れてしまったのです。
この際だから白熱球から蛍光管に変えて明るく照明してやろうと考えました。
調査 まず中を開けてみると白熱球は豆球ではなくヒューズ型のランプでした。それが表示円盤の裏側に上下2個取りついています。
このランプは定格8V0.12Aというものでした。
さて、肝心の蛍光管ですが、これは、秋月電子通商のU型冷陰極管と駆動インバータのセットを使いました。蛍光管がU字型になっていて取りつけるのに最適な形状です。電源は、今までランプに使っていた電源(交流なので整流して)がそのまま使えれば最高なのですが、電圧と容量が少し足りないようで蛍光管は薄暗いお化け屋敷状態。そこで、専用の小型電源トランスを取りつけることにしました。
改造 まず、U字蛍光管の取り付けですが、ランプホルダーの金具などを利用して無理やり結び付けました。
蛍光管駆動用のインバーター基板は小さいのでどこでも取り付きます。私は、上部に絶縁テープを貼り両面接着テープで貼りつけておきました。
一番苦労したのは、電源です。この蛍光管定格電源は12V250mAです。そこで12V0.3Aのトランスを現在ついているトランスの上に2階建てのような格好で重ねて取りつけました。この電源はもうひと考察必要な気がします。今回はとりあえずついたのでよしとしました。
配線をして完成です。・・・さて点灯・・・おおぉ〜!なんと明るい白っぽい照明だことまるで違うコントローラの様です。部屋を暗くするとまた一段といいですね。
既製品でもちょっと手を加えれば世界にひとつしかないものになるんですね。
実例写真
U字蛍光管を取りつけたところ
使用状態。
今まで赤っぽい白熱灯の灯りから
しろっぽい迫力のある灯りになりました。
写真の下側にある長細い基板が
インバータ基板です。

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