エレキベース修理

きっかけ 私には2人の息子がいる。2人ともエレキベースをやっている、
ミスターベースマンだ。いや、今風に言うとベーシストだそうな。
その下の子がある日愛用のベースを落として壊してきた。
かなり派手に壊したものだ。だめもとで、いざ修理。
壊れた状態。  
写真の通りボディの一部が
完全に割れてしまっている。
5つあるボリュームのうち2つ
のボリュームの止め穴部分が
陥没している。
修理方法
まず、割れた方の2つのボリュームをはずして木の部分の修復をする。
木の部分の接着には木工用ボンドを使用した。
次に2つのボリュームを取りつけるための当て板を作ることにした。
当て板は3mmの白のアクリル板を切って作ったが、これが結構大変な作業だった。
今回の修理の中で一番手がかかったところだろうか。まず、型を取って曲線部は糸鋸で切り取った。
アクリル板を糸鋸で切るのは並大抵なものではない。
糸鋸の摩擦熱でアクリルが鋸にくっついてしまい動かなくなってしまう。仕上はヤスリでおこなった。

ちょっと曲線部分がよれよれかな?これにボリュームをつけ、ベースボディーに取り付けてみた。
おお〜!かなりうまくいった。まったく違和感がない。成功でしょう。
完成
接着剤が完全に乾くまで1昼夜待って完成。肝心の音が出るかどうか確認してみる。
ウン!OK、以前よりいい音かもしれない。と思うのは私だけか?

復活の5弦ベースギター
息子よ、これで感動のライブをやってくれ!

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