本だこ(たこやきの自作)

アマチュア無線の合間に、おいしいたこ焼きを食べてみませんか?
というわけで、無線とはまったく関係ないこだわりのたこ焼きの作り方を紹介します。
題して、「本だこ」(←とっちゃんらーめん店主が命名)の作りかた。

1.たこやき自作への道

事の始まり ある日、ドンキホーテに行った時目に入ったのがたこやき焼き器、その名も「たこ焼き一番」。お値段はなんと980円。うそのような値段につられて買ってしまったのが事の始まりです。
早速作ってみる ものめずらしさもあり、早速たこやき作り。たこやき器に入っていたレシピにに従い作ってみた。焼くのがなかなか難しい、たこやき屋のおっちゃんがやっている様に手際良くはいかない。それでも、何度かやっているうち形にはなってきた。
出来あがってまずは試食。む??? まずくはないがなんか違うぞ?なんだろう?
自分で作るとこんなものなのかな。と第一回目は終了。
何かが違う 第一回目が終了したものの、どうも気に入らない。焼き方は下手で当然。そう、味が違う、何か違う。スーパーのたこじゃダメなのかなぁ?

2.たこやき屋のたこやきを観察

焼きが違うぞ 橋本駅のビブレの中にある「銀だこ」をのぞいてみた。
ここは、作るところがガラズ張りになっていて中の様子が良く見える。若いお兄ちゃんお姉ちゃんがこきみよく焼き上げている。ここのたこやきは実にうまい。外はカリカリで中がとろ〜リ。
よくよく見ていると、焼き方が違うぞ。はじめは普通に焼いていて、こんがりきつね色もう完成と思ったとき上から油をたらす、それも結構な量だ。そこからじゅーじゅーいいながらまだまだ焼きの時間だ。表面が相当いい色になるまでじっくり焼き上げる。
そうか(ピ〜ン!)、たこやきを油で揚げる、に近い工程をやっているのだ。それにより、周りはカリカリ。そのうえ油が多めに含むのでこくが出る。なるほど考えたな。
たねが違うぞ しつこく見ていたら、たねが違うのが分かった。大きな入れ物に入っているたねのふたを開けたときそのいろあいがアイボリーの濃い色。卵の黄身だけではあのような色にはならないはず。何かが入っている。そうか、メリケン粉と卵と水だけじゃないんだ。たねの味付けがたこやきのうまさを左右するんだ。
大きさが違う たこやきの大きさが違う。「銀だこ」のはずいぶん大きい。だから、そとはカリカリでも中のとろみが残るのか。
しかしこれは、たこやき器の問題だからどうしようもない。自分は980円の「たこやき一番」で頑張ろう。

3.「本だこ」のレシピ

たねの配合 何度もの失敗を繰り返したどり着いた配合だ。18個分のたねの材料

薄力粉 70g
かつおだし 5g
砂糖 5.6g
味の素 1.4g
1.4g
たまご(中) 1個
170mL
10mL

かつおだしは、台所にあった生協のかつおだしの素(粉末)を使った。
ヤマキのかつおだしとかでもいいと思うが試してはいない。
次は、酒をワインでやってみたい。でもワインがない。
たこ スーパーのゆでだこでしか試していない。間違っても「酢だこ」だけは買わないように。
本当は、新鮮なたこを茹でたいところだが・・・。
トッピング かつおぶし
---- 以下はこのみにより入れる ---
ねぎ(わけぎ)のみじん切り
紅しょうがのみじん切り
キャベツのみじん切り

4.「本だこ」の作り方

たねの作り方 まず、薄力粉、かつおだし、砂糖、味の素、塩を分量分器に入れて良く混ぜる。この粉をちょっと味見、いい味しているはず。
別の器にたまご、水、、酒を入れ良く混ぜる。その中に先ほどの混ぜた粉を少しづつ入れていく。一度にたくさん入れないことだ。だまになる。よーく混ぜ合わせたねの出来あがり。
トッピングを入れる場合かつおぶし以外はこの種の中に混ぜこんだ方が作りやすい。ただ、トッピングを入れてから長く置かないことだ。たね自体の味が変わってしまう。なお、紅しょうがは良く水分を切っておくことが大切だ。
たこ たこは、よ〜く水洗いすることが肝心だ。売っているゆでだこは結構塩味がきいてる。たこの塩味がきついときはたねの塩の分量を加減しないとしょっぱくなってしまう。
たこは、適当な大きさに切っておくのだが、大きいたこは歯ごたえがあっておいしい。しかし、たこやき器が小さいためあまり大きく切ってしまうと種がつながらなくなってしまう。
焼き たこやき器を良く熱し薄く油を敷く。たねを半分ぐらい入れて、たこを入れていく。その後すぐにまた、たねを入れる。たねははみ出すほどに多めに入れた方がいい。たこやき器の半円ちょうどぐらいだと小さいたこやきしか出来ない。ここからは、KKD 勘と経験と度胸の世界。竹串をうまく使って作ろう。
きつね色に焼きあがったら上から油を少しづつたらす。油は多すぎるとしつこくなるので多すぎず少なすぎずだ。餃子の仕上げと同じ感じ。油を入れるとじゅーじゅー言い出して、たこやきの周りから油の泡が涌き出てくる。小刻みにひっくり返しさらに焼き上げて行く、そのうち油の泡が消えきつね色がさらに濃くなってくる。竹串で、表面をつついて硬くなったら出来あがり。
食べる まずは、何も付けずに焼き上げたたこやきをプレーンで食べてみよう。実にいい味だ。
ソースを塗り、上からかつおぶしを振って完成。あったかいうちにどうぞ。
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