写真:春日無線変圧器HPより
<メーカーコメント> B電源回路を見直し、ダイオード整流後のコンデンサーより左右の整流回路を分け個々にチョークコイルを設け、チャンネルセパレーションの向上を図りました。 その結果、音の分離が向上し広がりと、定位が向上致しました。 また、音の決め手となるカップリング・コンデンサーにはマロリー製のフィルムタイプを採用いたしました。 エージングには多少時間が掛かりますが、出てくる音は、発売済みの弊社製キットとは一線を画した音を再現してくれます。 シャーシカラーも、ブラック・ハンマートーン塗装とし、より締まったフォルムになりました。 基本回路はオートバランスより定数決定の時間のかかる簡易QUAD型にしました。この回路はQUAD型のエッセンス(少量のPFB)を加えて弾むような音をめざしました。球の入手なども考え電源トランスのヒーター巻き線も通常の逓減容量ではなく全容量タップで設計してあります。 尚、スピーカー端子は本回路ではカソードNFBを採用しているため赤、黒ともにホットになっていますのでSPセレクター等を使用する場合はご注意ください。 |
■ キットの型式・メーカー・価格
キット名 |
KA-18PH MkU |
製作会社(メーカー) |
春日無線変圧器
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キット掲載URL |
■ KA-18PH MkU 仕様
キット名 |
PCL86(14GW8)プッシュプルアンプキット KA-18PH MkU |
周波数特性 |
15.7Hz〜55KHz(-1db) 11.8Hz〜108KHz(-3db) |
出力 |
7W+7W(歪率3%) |
残留ノイズ |
Lch・0.65mV Rch・0.24mV(ショート)
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ダンピング・ファクタ |
ダンピング・ファクタ:4.3 |
ゲイン |
28.2dB(1W時・8Ω)
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消費電力 |
静止時64W |
シャーシ |
鉄製、焼付け塗装済み、穴あけ加工済み |
外寸 |
280mm(W)×180mm(D)×130mm(H)、1.2mm(T) |
重量 |
5.0kg |
真空管 |
PCL86(14GW8)×4 |
電源トランス |
KmB-PCL86PP(春日無線変圧器製・専用品) |
出力トランス |
KA-8-54P×2(春日無線変圧器製) |
チョークトランス |
KAC-210・4B-01A・各1個(春日無線変圧器製) |
組み立てマニュアル |
回路図・実体配線図・解説付き |
キット内容 |
・組み立てマニュアル ・鉄製シャーシ ・電源トランス×1、チョークトランス×1、アウトプットトランス×2 ・真空管×4 ・電源スイッチ ・ネオンランプ ・ボリューム、ボリュームノブ ・ヒューズボックス、ヒューズ ・RCA端子×2 ・スピーカー端子×2セット(+、-の2端子で1セットとなります) ・他(真空管ソケット、電源ケーブル、ケーブルストッパー、抵抗、コンデンサ、ダイオード、ラグ板、配線用線材、絶縁チューブ、ネジ、ナット、ワッシャ、ゴムリング、シャーシ用ゴム脚) |
難易度 |
高 上級者向け |
スピーカーについて |
小出力の真空管アンプですので、スピーカーの相性により音量・音質が大きく異なる場合がございます。 インピーダンス(8Ω専用)、 高感度(84dB以上、90dB以上を推奨)の小型スピーカーを推奨いたします。
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組み立てに必要な工具 |
はんだゴテ(50W相当以上)、はんだ、カッター、ラジオペンチ、ニッパー、プラスドライバー、6角レンチ、定規、テスター
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