6BM8超三結 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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超三結の定番6BM8超三結アンプです。 比較的簡単な回路構成ながらびっくりするほどの音が出てきます。部品点数も少なく作りやすく初心者の方にお勧めのアンプです。残留ノイズを極力抑え、左右チャンネルの分離性の良いアンプを作ってみましょう |
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6BM8超三結と言えば、多くの方が製作されていてその作例には事欠きません。わたしも何年か前その音が聞きたくて弁当箱型アルミシャーシで簡単に作ってみました。その音はなるほどと納得できるものでした。しかし、その後そのシャーシは実験用シャーシに変身し今は面影もありません。仮製作だった、バラック作りだった、残留ノイズがあった、見た目もいまいちだった・・・などの理由で没っていきました。 |
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目標のチャンネル分離(クロストーク)の良さを目指すためB電源を左右分離して別々に供給するようにしました。通常はB電源は左右共用して使用しますがそうするとどうしても分離性が悪化します。820Ωの抵抗と220μFの電解コンデンサをRch、Lch別々に用意し電源を通しての分離性の悪化を防いでいます。ここは、部品点数が増え配線時のシンプルさも損ない、部品の価格も(特に電解コンデンサは)金額が張ります。そこを考えてもやっておきたい回路設計です。 820Ωの手前からアース間の100kΩは電源を切ったときにコンデンサにチャージした電荷を放電するためのものです。 今回使用した電源トランスKmB150Fはヒーター用端子が0-6.3-12.6と言う端子になっています。これを利用するには回路図のようなつなぎ方にします。そして電源のLEDランプの電源をヒーター端子から作りました。ここのLEDランプのGNDはリップルのお化けですからほかのGNDには絶対接続せず、必ずトランスの6.3V端子に接続してください。 入力段FET(2SK30AY)です。ボリュームの中点からアース間に1MΩの抵抗がありますがこれはボリュームの接触不要や断線のときにFETのゲートが開放にならないよう安全対策として入れてます。保険です。 FETのソースSに入っている5kΩの半固定VRを調整して6BM8のカソードAが40Vになるように調整します。 |
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シャーシの選択です。今回使用したシャーシはタカチ電機製のHIT23-7-18SSと言うものを使用しました。このシャーシはアルミ製でサイドパネルがヒート・シンクになっていて真空管の放熱にもうってつけです。全体がアルマイト処理されているため見た目に綺麗で塗装などの必要はありません。シャーシ全体が簡単に分解できるので右図のように平板になり、とても加工がやりやすく感じました。 部品の配置もデザインに関係する部分です。今回私はシャーシが深い構造であったため出力トランスをシャーシ内に入れてしまいました。というのも、今回使用した出力トランスはバンドタイプのむき出しトランスです。外観的に決して良いとは言いがたく端子もむき出しのため高圧むき出しの危険性もあります。これをシャーシ内に入れることでシャーシの外側はすっきりしました。上に載る部品は電源トランスに真空管2本だけです。 すっきりしたのはいいのですが、出力トランスの止めねじやブロックコンデンサの止めねじが表面にきたなく見えてしまうことです。 そこでシャーシ上面のレイアウトを奥側に電源トランスと真空管2本を配置して手前に出力トランスやブロックコンデンサの取り付け穴にしました。そして前面の取り付けねじを板を載せて隠してしまおうというものです。 |
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ノイズと言ってもいろんなノイズがありますが、最も一般的なのが電源周波数のノイズ・・・ハムが挙げられます。信号にノイズが載る原因として最も多いのがGNDライン(アースライン)の取りかたがまずいために信号に電源周波数(または周波数の2倍)のノイズが載ってしまい、ノイズも一緒の増幅されて「ブーン」というハム音がスピーカーから出てきます。 GNDラインが悪い・・・どう悪いのでしょう。それは入力段などの微弱な信号のGNDラインにB電源のGND部分が混在している。GNDラインがあちこちにあり何通りもの流れるところが出来てしまっている。など。GNDは電気回路図で書くとアース記号だけで、それらをなにしろぜ〜んぶつなげば動作する。・・・・確かに動作はするでしょう。しかし、ハムノイズのオンパレードと言うことにもなりかねません。 GNDラインを実際の製作を考えて回路図に太線で描いてみました。 |
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工事中 |
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