スリングアンケートの
調査結果

母子整体研究会では、 日常使用する抱っこ補助グッズとして 赤ちゃんの発達段階に応じた脊柱の生理的湾曲を守り、 親子ともに安心して落ち着けるスリングの使用をお勧めしています。
スリングは赤ちゃんを楽にうまく抱けないママパパを 助けてくれるとても優れた育児用品です。 しかし、使い方を誤ると、赤ちゃんの姿勢を崩す、呼吸を妨げる、
落下するなどが起こる可能性があります。

以下が母子整体研究会がお勧めしている使い方です。

* リング付きのスリングを使用する
* 外レール、内レールを、赤ちゃんが落ちないように調整するが 赤ちゃんが顎をひきすぎて、気道をふさぐ状態にならないように注意する かつ、顔に布が押しつけられないようにする。
そのため、リングのない側に、赤ちゃんの頭が来るように入れる。
* 体の軸(頭からお尻まで)がねじれない状態で入れる
* 頭側がお尻よりも高くなるが、頭部が前に倒れない程度
つまり背中がリクライニングした状態で入れる
* 柔軟な背骨と股関節を守るため、膝は曲げ、左右のすねはクロスしているか確認する

(このように入れると、スリングの中でのあかちゃんの姿勢は、 赤ちゃんをねじらずに肩を包んでふわっと抱っこをしたときと同じ姿勢となります。)

このように入らない赤ちゃんは、 「スリングに入るのに適したしなやかさになるようなケア」が 必要だと考えられます。

安全にご使用いただくためには 赤ちゃんの体をしなやかにするケア(べびぃ整体)や、 適切な入れ方の説明をお受けになることをお勧めしています。

スリングは単に抱っこ補助具としてではなく 赤ちゃんの体がしなやかで健やかに育つためのケアグッズです。

昨年、母子整体研究会がお勧めするスリングの使い方をされた方にアンケート調査を お願いしました。


以下に、その結果を挙げておきます。

回答数 92名(男児46名、女児46名)うち3ヶ月以内に使用開始した例83名

<分娩別>

自然分娩 69例
吸引分娩 10例
帝王切開 11例

<出生順位>

第1子 73例
第2子 17例
第3子 1例

<スリング指導を受けた時期>

妊娠前
妊娠中 13
産後 78

<スリングのリングの有無>

あり  86
なし

<スリング使用に参考にしたもの>

<スリング内の様子で最も近いもの>

65名
8名
6名
 
3名
1名

<主な使用目的>

<使用頻度>

<1日の使用時間>

<開排制限指摘の有無>

あり 
あり4例のうち、股関節脱臼を診断された例 0
なし 88

 

自由記載で多かったもの(複数回答あり)

「使用者側のよかったこと」

移動しやすい 12
体への負担が少ない 20
手が空く 21
安心感、気持ちが安らぐ、密着観など情緒的な効果 19

「べびぃ側でよかったこと」

寝つきがいい 42
泣き止む・心地よさそうなど安定した状態になる 17

「困ったこと」

肩こりなど使用者の体の負担 15
反ると入れにくいなどべびぃのコンディションによるもの  8
使い方に対する不安など 35

 

今後は、さらに症例を増やして赤ちゃんの安全、安楽をめざし、 調査研究を行ってまいります。

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