1971(昭和46)年
政治・社会・事
 2月:成田空港第一次強制執行
 6月:沖縄返還協定調印
 8月:ドル・ショック
同時代美術
 9月:第七回パリ・ビエンナーレ榎倉康二受賞

■71.1.19〜71.1.24
TEXTILE SCULPTURE展

出品者:
小林 正和/草間 (てつ)雄/細野 尚美

■71.1.26〜71.1.31
武田 雄二 個展 
出品者:
武田 雄二   

■71.2.2 〜71.2.7
下野 正雄 展 
出品者:
下野 正雄  

■71.2.9〜71.2.14
小山 剛男 展    
出品者:
小山 剛男  

■71.2.16 〜71.2.21
WIRE PIECES ― 電報体提示 ― 
出品者:
水上 旬/ほか


電報という手段を用いて、その提示内容を明らかにし、さらにその提示内容とのかかわりについて多様性を生み出そう、という試み。国内、国外作家多数が参加、会場いっぱいを電報で埋めている。一般参加自由

■71.2.23〜71.2.28
河口 龍夫 個展 172800秒  
出品者:
河口 龍夫 

画廊の床に、テープレコーダーが一台、無造作に置かれて、音の収録中。壁にはセルフタイマー付き8ミリ映写機が備え付けられ、八秒に一コマづつシャッターを切られていく。一週間の会期中(秒になおせば一七二八○○秒とか)に“盗んだ”音や映像を、現像もせず再生もせずに密封するという。

■71.3.2〜71.3.7
郭 徳俊による「アル」展  
出品者:
郭 徳俊 

■71.3.9〜71.3.14
村松 達也 「理」その位置によるかたち展   
出品者:
村松 達也 

■71.3.16〜71.3.21
藤田 西洋 作品展  
出品者:
藤田 西洋  

■71.3.23〜71.3.28
樋口 佳代子 展  
出品者:
樋口 佳代子  

■71.3.30〜71.4.4
イメージからメッセージへ 
出品者:
柿田 ヒサヨシ/柏原 えつとむ/河口 龍夫/河津 紘/水上 旬/野村 仁/山内 重太郎/米津 茂英
  

盲人用展示を紙に打って「さわって感じよ」と訴える作家。キャンパスに絵の具を飛び散らせた絵と、それをそっくり手描きで模写した絵とを二枚並べて「この絵は、したたったもの」「この絵は描かれたもの」と英語で説明をつける作家。般若心経を解説付きで提示するものや、テープなどを使って視・聴・覚の三感覚を考えさせるもの・・・とさまざま。

イメージからメッセージへ
ことばが、音声という聴覚的な映像をつうじて、なんらかの概念をつたえるのとおなじく、作品もまた、一般に、視覚的なモノを媒体として、ある意味内容を開示するものである。そういう伝達される無形の意味内容をメッセージとよぶならば、本来作品は、メッセージをわれわれにつたえる記号であるといえるだろう。しかしひとしく記号であるにしても、作品においては、目にみえるかたちと目にみえない内容、イメージとメッセージの関係は、たとえば文字や交通標識の場合にように、一義的に決定されない。その結びつきは、はるかに恣意的で流動的なものである。つまり芸術作品は、たんなるサイン(記号)ではなく、シンボル(象徴)なのである。イメージとメッセージは、もともと別個のものであり、まさにそのために、人間はシンボルをつくらねばならなかったのだ。
サインはシンボルにおいては、メッセージは、いわば完結した感覚的形態としてのイメージに閉じこめられている。しかしメッセージが自己の独自性をあらわにし、そのなにものにも置換し得ない純粋な一回性を主張しようとすれば、イメージとの深い断絶が志向されざるを得ない。サインのようにイメージと直線的につながることなく、またシンボルのようにイメージに包含されることなく、むしろイメージとの絶えざる背離と緊張にみちた動揺のなかに、メッセージはメッセージとしての固有の意味を提示する。そのとき、芸術は人間の現実存在の基底にまで開放され、作品というものが本来メッセージ以外のなにものでもないことを告発する。メッセージとしての芸術は、情報化された芸術ではない。それは芸術による芸術の批判である。
乾由明

■71.4.13〜71.4.18
片岡 友和 個展 OUTSIDE(空気・床・壁) 
出品者:
片岡 友和 


■71.4.20〜71.4.25
植松 奎二 個展  
出品者:
植松 奎二

四メートルもある角材数本とジャッキを使用して画廊空間を占拠。  

■71.4.27〜71.5.2
庄司 達 展   
出品者:
庄司 達   

作家自身の日常のスケッチを、マイクロフィルムで複写拡大したパネル二十数点。スケッチの内容は自分の布を会場に垂らした状態や、宙に浮く網、チューリップや富士、カレンダーやテレビ・・など。

■71.5.4〜71.5.9
橋本 典子 展  
出品者:
橋本 典子  

画廊の床面の一部分をめくりとり、そこに長さ二メートルほどの棒ぐいを打ち込む。同時に、地球のちょうど裏側に当たる南米でも、同様に“地球”へ棒ぐいを打ち込む。この二つの行為を通じて観念の世界で“地球をぶち抜く”。

■71.5.11〜71.5.16
?展  
出品者:
芥川 耿 

■71.5.18〜 71.5.23
LORETTA MINERVINI 展  
出品者:
LORETTA MINERVINI/ロレッタ・ミネルヴィニ 

■71.5.25〜71.5.30
田代 幸俊 個展  
出品者:
田代 幸俊   

■71.6.1〜71.6.6
大原 雄寛 個展  
出品者:
大原 雄寛 

■71.6.8〜71.6.13
石原 祥嗣 個展 BLACK 

出品者:
石原 祥嗣   

■71.6.8〜71.6.13
石原 祥嗣 個展 BLACK 

出品者:
石原 祥嗣   

■71.6.15〜71.6.20
井上 貴由 個展  
出品者:
井上 貴由   

■71.6.22〜71.6.27
安藤 和美 展 {疾走の後の自己の為に}    
出品者:
安藤 和美 展

■71.6.29〜71.7.4
高瀬 善明 個展 運動・空間・光     
出品者:
高瀬 善明    

暗くした画廊内に人工の水槽をつくり、天井からポトリポトリと落ちる水滴が水面に波紋をつくる。その波紋が白墨にゆらぎながら投影される。

■71.7.6 〜71.7.11
高野 基夫 陶展  
出品者:
高野 基夫    

■71.7.13〜71.7.18
北田 孝之 彫刻展  
出品者:
北田 孝之  

■71.7.20〜71.7.25
西川 浩正 展  
出品者:
西川 浩正  

■71.8.10〜71.8.15
岡野 靖夫 個展   
出品者:
岡野 靖夫  

■71.8.17〜71.8.22
井上 重典 個展  
出品者:
井上 重典   

■71.8.24〜71.8.29
滝本 清次 展  
出品者:
滝本 清次  

■71.8.31 〜71.9.5
宮崎 豊治 個展 
出品者:
宮崎 豊治   

■71.9.7〜71.9.12
田中 俊昭 展  
出品者:
田中 俊昭 

■71.9.14〜71.9.19
MARLIES VAN WIJK 展 
出品者:
MARLIES VAN WIJK/マリス・フォン・ヴェイク  

■71.9.21〜71.9.26
坂井 清 個展   
出品者:
坂井 清   

■71.9.28〜71.10.3
Luiz Soledade Otero 展   
出品者:
Luiz Soledade Otero/ルイス・ソレダテ・オテロ  

■71.10.5〜71.10.10
野村 耕 展  
出品者:
野村 耕   

■71.10.12〜71.10.17
伊東 一信<構成>個展 
出品者:
伊東 一信

■71.10.19〜71.10.24
CAORU ISHIHARA 個展  
出品者:
石原 薫   

■71.10.26〜71.10.31
林 剛 展   
出品者:
林 剛  

二百号近くもある看板に「母さん」「父さん」と太書きし、その一字一字の下に「いいんだろ」「いいんだな」といったメッセージが書かれている。

■71.11.2〜71.11.7
中野 光雄 個展  
出品者:
中野 光雄    

■71.11.9〜71.11.14
井田 彪 作品展   
出品者:
井田 彪   

京都芸大彫刻三回生の若手。フランスパンや人間の足、ロープなどを型どりし、ナマリで鋳造したオブジェたち。それらにピンクや黄色の化繊の毛がまといついている。

■71.11.16〜71.11.21
橋本 清 個展 
出品者:
橋本 清 

■71.11.23〜71.11.28
岸川 国芳・高見沢 文雄 展  
出品者:
岸川 国芳・高見沢 文雄   

■71.11.30〜71.12.5
川村 悦郎・北辻 良央 展 
出品者:
川村 悦郎・北辻 良央  

多摩美術大学在学中の北辻良央と川村悦郎。北辻は男女群島の五万分の一地図をそっくり写し取り、それをまた下図にして写し取る・・・という持続性のいる仕事。一方川村は逆に、手仕事から一切離れて、白いスポンジの上にタタミ一枚大のガラスを二枚並べる。

■71.12.7〜71.12.12
森田 秀 個展   
出品者:
森田 秀    

■71.12.14〜71.12.19
CATALOGUE 又は 通信教育のためのエスキース  
出品者:
織田 雄作  

■71.12.21〜71.12.26
小田垣 覚 展 

出品者:
小田垣 覚